対抗馬の一番手は、昨季のカンファレンス準決勝でサンダーと接戦を演じたナゲッツ。ビッグマンとして史上初の年間トリプルダブルを達成したニコラ・ヨキッチは、依然として世界最高のバスケットボール選手であるが、彼を支えるサポーティングキャスト、とりわけベンチの層の薄さがここ数年の課題だった。
今オフは強力な控えセンターとしてヨナス・ヴァランチュナスを獲得したほか、キャメロン・ジョンソン、ティム・ハーダウェイJr.、ブルース・ブラウンも加え、控えの顔ぶれはかなり充実している。フルシーズンでの指揮は初めてのデイビッド・アデルマンHC(ヘッドコーチ)の采配次第では、再びファイナルの舞台へ返り咲くこともあり得る。
ケビン・デュラントを獲得したロケッツも優勝候補の一角に数えられているが、司令塔のフレッド・ヴァンブリートがケガで全休となったのが痛い。昨季のスタッツは突出したものではないが、強力なリーダーシップの持ち主であり、何よりロケッツはポイントガードに人材を欠いている。1年目は期待外れだったドラフト3位のリード・シェパードに、成長が見られないようだと厳しい。
逆にシェパードに穴埋めが務まるなら、デュラントの加入で攻撃の負担が減るアルペレン・シェングンや、リーグ有数のディフェンダーに進化したアメン・トンプソンら好選手揃いとあって、カンファレンス2位だった昨季を上回る成績も期待していい。
2年連続でカンファレンス決勝に進んでいる割に、ウルブズは前評判がそれほど高くはない。アンソニー・エドワーズ、ジュリアス・ランドル、ルディ・ゴベアを中心としたチーム作りに天井が見えた感があるからだろう。
しかも優秀なペリメーター・ディフェンダーのニキール・アレキサンダー・ウォーカーが抜け、彼に代わる選手も獲っていない。引き続き上位を狙えるチームではあっても、3強に割って入るには、エドワーズのさらなるステップアップが必要だ。
レイカーズ、クリッパーズのLA勢も上位を窺う。レイカーズは守備が売りのマーカス・スマート、シューターのジェイク・ラレイビア、そしてアンソニー・デイビスの退団後に穴となっていたセンターにはディアンドレ・エイトンと、弱点を埋める補強はできた。移籍2年目のルカ・ドンチッチがチームを掌握し、オースティン・リーブスや八村塁ら、周囲のタレントを上手く使うことができれば、上位3強にとっても怖い存在になるだろう。
今オフは強力な控えセンターとしてヨナス・ヴァランチュナスを獲得したほか、キャメロン・ジョンソン、ティム・ハーダウェイJr.、ブルース・ブラウンも加え、控えの顔ぶれはかなり充実している。フルシーズンでの指揮は初めてのデイビッド・アデルマンHC(ヘッドコーチ)の采配次第では、再びファイナルの舞台へ返り咲くこともあり得る。
ケビン・デュラントを獲得したロケッツも優勝候補の一角に数えられているが、司令塔のフレッド・ヴァンブリートがケガで全休となったのが痛い。昨季のスタッツは突出したものではないが、強力なリーダーシップの持ち主であり、何よりロケッツはポイントガードに人材を欠いている。1年目は期待外れだったドラフト3位のリード・シェパードに、成長が見られないようだと厳しい。
逆にシェパードに穴埋めが務まるなら、デュラントの加入で攻撃の負担が減るアルペレン・シェングンや、リーグ有数のディフェンダーに進化したアメン・トンプソンら好選手揃いとあって、カンファレンス2位だった昨季を上回る成績も期待していい。
2年連続でカンファレンス決勝に進んでいる割に、ウルブズは前評判がそれほど高くはない。アンソニー・エドワーズ、ジュリアス・ランドル、ルディ・ゴベアを中心としたチーム作りに天井が見えた感があるからだろう。
しかも優秀なペリメーター・ディフェンダーのニキール・アレキサンダー・ウォーカーが抜け、彼に代わる選手も獲っていない。引き続き上位を狙えるチームではあっても、3強に割って入るには、エドワーズのさらなるステップアップが必要だ。
レイカーズ、クリッパーズのLA勢も上位を窺う。レイカーズは守備が売りのマーカス・スマート、シューターのジェイク・ラレイビア、そしてアンソニー・デイビスの退団後に穴となっていたセンターにはディアンドレ・エイトンと、弱点を埋める補強はできた。移籍2年目のルカ・ドンチッチがチームを掌握し、オースティン・リーブスや八村塁ら、周囲のタレントを上手く使うことができれば、上位3強にとっても怖い存在になるだろう。
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