クリッパーズもブルック・ロペスとジョン・コリンズが加入し、フロントコートの強化に成功。ガード陣にもブラッドリー・ビールを加え、クリス・ポールも全盛期の力こそないものの、精神的な支柱としては大いに力になりそう。ただしリーグで最も平均年齢の高いチームでもあり、カワイ・レナードをはじめとするベテラン勢の体調管理が重要になりそうだ。
同じく高年齢集団のウォリアーズは、『ESPN』の勝敗予想ではサンダーに次いで2位となっている。選手層の厚さが高評価の理由のようだが、目立った新戦力の加入もなく、FA(フリーエージェント)となりながら残留したジョナサン・クミンガや、ブランディン・ポジェムスキーら若手の台頭がないと先細りになるのではないか。
昨季は前半戦を2位で折り返しながら、最終的に8位まで転落したグリズリーズも、デズモンド・ベインをトレードするなど、反転に向けての明るい材料は少なめ。キングスも似たような状況で、戦力的に大きなマイナスこそなかったが、主な新戦力はデニス・シュルーダーくらいとあっては、昨季の40勝からの上積みは難しいと判断せざるを得ない。
ドラフト1位でクーパー・フラッグが加入し期待の高まっているマーベリックスは、故障離脱中のカイリー・アービングが復帰する時期によって、プレーオフ進出の可否が決まりそうだ。それまではシューティングガードに身長201cmのナジ・マーシャルが入るビッグラインナップを敷く可能性もあり、そのような意味でも注目のチームだ。
昨季の下位球団の中で、最も上昇が見込めるのはスパーズだ。昨季もヴィクター・ウェンバンヤマが病気で離脱しなければ、プレーインを目指せる位置にはつけていた。ウェンバンヤマは完全に回復しており、馴染む間もなく終わったディアロン・フォックスとのコンビが開幕から実現する。
ドラフト2位でディラン・ハーパーも加わり、着々とチーム力を高めている状況は、数年前のサンダーを思い起こさせる。まだ上位争いに食い込むほどではないにしても、プレーオフは十分射程距離にある。
同じく高年齢集団のウォリアーズは、『ESPN』の勝敗予想ではサンダーに次いで2位となっている。選手層の厚さが高評価の理由のようだが、目立った新戦力の加入もなく、FA(フリーエージェント)となりながら残留したジョナサン・クミンガや、ブランディン・ポジェムスキーら若手の台頭がないと先細りになるのではないか。
昨季は前半戦を2位で折り返しながら、最終的に8位まで転落したグリズリーズも、デズモンド・ベインをトレードするなど、反転に向けての明るい材料は少なめ。キングスも似たような状況で、戦力的に大きなマイナスこそなかったが、主な新戦力はデニス・シュルーダーくらいとあっては、昨季の40勝からの上積みは難しいと判断せざるを得ない。
ドラフト1位でクーパー・フラッグが加入し期待の高まっているマーベリックスは、故障離脱中のカイリー・アービングが復帰する時期によって、プレーオフ進出の可否が決まりそうだ。それまではシューティングガードに身長201cmのナジ・マーシャルが入るビッグラインナップを敷く可能性もあり、そのような意味でも注目のチームだ。
昨季の下位球団の中で、最も上昇が見込めるのはスパーズだ。昨季もヴィクター・ウェンバンヤマが病気で離脱しなければ、プレーインを目指せる位置にはつけていた。ウェンバンヤマは完全に回復しており、馴染む間もなく終わったディアロン・フォックスとのコンビが開幕から実現する。
ドラフト2位でディラン・ハーパーも加わり、着々とチーム力を高めている状況は、数年前のサンダーを思い起こさせる。まだ上位争いに食い込むほどではないにしても、プレーオフは十分射程距離にある。
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