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NBA

実力はリーグ有数も、乱闘や罰金、出場停止は不可避? NBA歴代“トラブルメーカーチーム”を選定!<DUNKSHOOT>

出野哲也

2022.07.20

【スモールフォワード】
メッタ・サンディフォード・アーテスト

1979年11月13日生。201cm・117kg
NBAキャリア:1999~2014、15~17
キャリアスタッツ:991試合、平均13.2点、4.5リバウンド、2.7アシスト
 
 04年に最優秀守備選手賞に輝いた好ディフェンダーである以上に、NBA史上最悪の乱闘劇の主犯として永遠に語り継がれるだろう。事件が発生したのは、改名前のロン・アーテストでプレーしていたインディアナ・ペイサーズ時代の04年11月19日、デトロイトでのピストンズ戦。

 自らのハードファウルが大乱闘に発展しただけでなく、観客に飲み物をかけられて激怒。観客席に飛び込み、件の人物とは別のファンを殴るなど大暴れした結果は、シーズン終了までの73試合+ポストシーズン全試合の出場停止だった。

 同シーズンのペイサーズはプレーオフで13試合を戦ったため、合計では86試合でスプリーウェルの試合数を超えた。その後も07年にはDVで7試合、メッタ・ワールドピースへ改名後の12年にもジェームズ・ハーデンへのエルボーで7試合の出場停止になっている。大の嫌われ者で、ライバルリーグのABAへ移籍したトラブルも起こしたリック・バリーでも、タチの悪さはこの超問題児の比ではない。
 
【パワーフォワード】
デニス・ロッドマン

1961年5月13日生。201cm・95kg
NBAキャリア:1986~2000
キャリアスタッツ:911試合、平均7.3点、13.1リバウンド、1.8アシスト

 PFは気性の荒い選手が多いが、チャールズ・バークレー、ラシード・ウォーレスといった暴れん坊でも、この筋金入りのトラブルメーカーには太刀打ちできまい。ドラフト2巡目でピストンズに入団したのは25歳の時という遅咲き。

 身長201cmながらシュートの角度を研究しつくしたリバウンド術で、92年から7年連続リバウンド王、90・91年に2年続けて最優秀守備選手賞に選ばれるなど、傑出したディフェンダーだった。だがサンアントニオ・スパーズへ移籍した93年頃から奇行が目立ち始める。

 真面目なチームカラーのスパーズに馴染むはずもなく、数々の罰金や出場停止処分を科されたあげく、95-96シーズンにシカゴ・ブルズへトレードされた。ブルズでは3連覇に大きく貢献、唯一無二のキャラクターがウケて世界的な人気を得た一方、カメラマンを蹴っ飛ばし11試合の出場停止になるなど、騒動も絶えなかった。引退後も北朝鮮の金正恩と交友するなど、常人とはかけ離れた人生を歩んでいる。
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