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NBA

ドンチッチが“スーパースター補強案”を否定「僕はそうは思わない。僕らは最高のチームなんだ」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2022.09.23

 マブズは今夏、トレードでクリスチャン・ウッド、フリーエージェントでジャベール・マギーを獲得し、ティム・ハーダウェイJr.がケガから戻ってくる一方で、第2の得点源のジェイレン・ブランソンがニューヨーク・ニックスへ移籍。昨季途中に元オールスターのクリスタプス・ポルジンギスをワシントン・ウィザーズへ放出しており、“ドンチッチ以外のスター選手”が不在となってしまった。

 番組内で優勝を争うためにはスーパースターが必要かと聞かれたドンチッチは「いや、僕のチームには凄い選手がたくさんいる」と切り出し、チームメイトたちへの信頼を語った。
 
「このチームには過小評価されている選手たちが大勢いる。僕はそのことについてもっと話さないといけないね。つまり、僕はそう(ほかにスーパースターが必要とは)思わない。僕らは最高のチームなんだ。

 まずはドリアン・フィニー・スミス。彼は本当に一生懸命プレーする。ディフェンスも良く、オープンになればショットも決めてくれる。それにスペンサー・ディンウィディーは最高のシーズンを送ることになる。そしてクリスチャン・ウッドが入ったことは、このチームにとってものすごくプラスなんだ」

 ジェイソン・キッドHC(ヘッドコーチ)の下、ドンチッチを絶対的な軸にして、フィニー・スミスやディンウィディー、ドワイト・パウエル、レジー・ブロックといった選手たちがしっかりと脇を固め、そこにウッドとマギーというサイズのあるビッグマンが加わったマブズ。

 今季もこのチームを優勝候補に推す識者は皆無に等しいものの、昨季のように周囲の予想を覆すサプライズを巻き起こす可能性は十分ある。少なくともドンチッチはそう考えているようだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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