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NBA

「アンドレは特別だった」ウォリアーズ指揮官が引退したイグダーラへ最大級の賛辞「誰よりも“一歩先”を見ていた」<DUNKSHOOT>

秋山裕之

2023.10.22

 イグダーラはウォリアーズで4度優勝したことは大きな勲章だと話す。

「私たちは4度もチャンピオンシップを勝ち獲った。これは前代未聞だ。こんなに勝利してきた組織はそう多くない。それは私たちがお互いのことを信じ、正しくプレーしてきたという証だと思う。私は全盛時に適切な場所に完璧なタイミングでいることができた」

 この日、カーHCは絶大な信頼を寄せていたイグダーラについて「彼は我々が4つのバナーを掲げることができた最大の要因のひとつ。NBAの歴史上においても、素晴らしい功績を残したこのチームの基礎となる部分だった」と話していた。
 
 さらに指揮官は次のように続けた。

「信じられないほどスマートで、コートの両エンドで素晴らしい感覚を持ち、常にフロアに立つ誰よりも“一歩先”を見ていた。エリートなディフェンダーで、このグループと完璧な組み合わせだった。彼はディフェンスを分散してステフとクレイ、ほかの選手たちのショットも演出でき、ディフェンス時には誰かがミスをしても見事にカバーしてくれた」

 イグダーラはコート内外でウォリアーズの成功を支えた男と言っていい。「アンドレはまさに特別だった」というカーHCの言葉からも、その存在感の大きさが伝わってくる。

 ウォリアーズのオーナーのジョー・レイコブが背番号9を永久欠番にすることを示唆していることからも、近い将来、イグダーラは球団史上7人目の欠番入りを飾るはずだ。

文●秋山裕之(フリーライター)

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