この試合、ターニングポイントとなったのは第4クォーターに見せたウィザーズの戦術だ。フロントコートにフィジカルの強い選手が揃うニックスに対し、センター(ヴァグナーまたはブライアント)を1人置き、その周りをバックコートの4選手で囲むスモールラインナップを採用。これが功奏し、とりわけブラウンJr.はランドルやポーティスといったビッグマンを相手に、足を有効に使った好守で逆転勝利に大きく貢献した。
この戦術の影響で、最終クォーターに八村がコートに立つことはなかった。しかし、前半は第1クォーターだけで6得点をあげチームのスタートダッシュの一助となり、後半も試合の流れを引き寄せるダンクを叩き込むなど、スターターとしての役割は十二分に果たしたと言えるだろう。そして、ここ数試合の不振から脱却の兆しが見えたことが、何よりも大きな収穫となったはずだ。
文●秋山裕之(フリーライター)
【八村塁PHOTO】攻守に躍動!1年目からNBAで活躍するルーキーの厳選ショット!
この戦術の影響で、最終クォーターに八村がコートに立つことはなかった。しかし、前半は第1クォーターだけで6得点をあげチームのスタートダッシュの一助となり、後半も試合の流れを引き寄せるダンクを叩き込むなど、スターターとしての役割は十二分に果たしたと言えるだろう。そして、ここ数試合の不振から脱却の兆しが見えたことが、何よりも大きな収穫となったはずだ。
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