【センター】
パトリック・ユーイング
1962年8月5日生。213cm・107kg。
在籍期間:15シーズン(1985~2000年)
成績:1039試合、平均22.8点、10.4リバウンド、2.0アシスト
優勝経験こそないが、ユーイングこそがチーム史上最高の選手だと指摘する関係者は依然として多い。出場時間、通算得点、リバウンド、ブロックはすべてチーム最多。ニックスでの15年間で11回もオールスターに選ばれ、文字通り地元の看板として君臨し続けた。
プレーオフには13回進みながら、ファイナル進出は2度のみに終わった。ジョーダンと同時代に生きた不運もあり、ついに頂点には辿り着けなかった。最大のチャンスだった94年のファイナルではFG成功率43.7%と低調で、ヒューストン・ロケッツのアキーム・オラジュワンに競り負けたのは痛恨だった。
ただそれでも、この男がニューヨークで長年にわたって成し遂げた功績が忘れられることはない。辛辣ななりがちなニューヨーカーもユーイングには温かく、MSG(マディソンスクエア・ガーデン)に姿を現わすたびにスタンディング・オベーションを浴び続けていることが、その価値を証明しているのだろう。
文●杉浦大介
【PHOTO】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
パトリック・ユーイング
1962年8月5日生。213cm・107kg。
在籍期間:15シーズン(1985~2000年)
成績:1039試合、平均22.8点、10.4リバウンド、2.0アシスト
優勝経験こそないが、ユーイングこそがチーム史上最高の選手だと指摘する関係者は依然として多い。出場時間、通算得点、リバウンド、ブロックはすべてチーム最多。ニックスでの15年間で11回もオールスターに選ばれ、文字通り地元の看板として君臨し続けた。
プレーオフには13回進みながら、ファイナル進出は2度のみに終わった。ジョーダンと同時代に生きた不運もあり、ついに頂点には辿り着けなかった。最大のチャンスだった94年のファイナルではFG成功率43.7%と低調で、ヒューストン・ロケッツのアキーム・オラジュワンに競り負けたのは痛恨だった。
ただそれでも、この男がニューヨークで長年にわたって成し遂げた功績が忘れられることはない。辛辣ななりがちなニューヨーカーもユーイングには温かく、MSG(マディソンスクエア・ガーデン)に姿を現わすたびにスタンディング・オベーションを浴び続けていることが、その価値を証明しているのだろう。
文●杉浦大介
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