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NBA

ロケッツの「歴代ベスト5」を選定!ビッグマンはMVPの2人。人材不足のSFは……

出野哲也

2020.06.25

マローンは加入3年目の79年に同年に平均24.8点、17.6リバウンド(うちオフェンシブ・リバウンドは7.2本)をあげ、ロケッツの選手として初のシーズンMVPに輝いている。(C)Getty Images

マローンは加入3年目の79年に同年に平均24.8点、17.6リバウンド(うちオフェンシブ・リバウンドは7.2本)をあげ、ロケッツの選手として初のシーズンMVPに輝いている。(C)Getty Images

【センター】
アキ―ム・オラジュワン

1963年1月21日生。213cm・116kg
在籍期間:17シーズン(1984~2001年)
成績:1177試合、平均22.5点、11.1リバウンド、2.5アシスト

 ロケッツは伝統的にビッグマン中心のチームで、ヘイズにマローン、近年では中国の巨人ヤオ・ミンもいたが、No.1はオラジュワン以外にあり得ない。全盛時はパトリック・ユーイング、デイビッド・ロビンソン、シャキール・オニールらの名センターが誰も太刀打ちできなかった。母国ナイジェリアでサッカーをしていた頃に鍛えられたフットワークは、身長213cm、体重116kgの体格から想像できないほど機敏。華麗なステップを踏みマッチアップ相手のセンターを翻弄するムーブは、“アキーム・ザ・ドリーム”のニックネームから “ドリーム・シェイク”の異名がついた。
 
 ルーキーイヤーから13年連続で平均20点以上を記録しながらも、得点王とは無縁だったが、リバウンドは2回、ブロックでは3回リーグ1位となり、最優秀守備選手賞を2度受賞。94年はレギュラーシーズンとファイナルの両方でMVP、続く95年もファイナルMVPでロケッツ2連覇の原動力となった。

文●出野哲也

【PHOTO】オラジュワン、ジョーダン、バークレー、ペニー……NBAの歴史を彩った偉大なレジェンド特集!
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