【センター】
ウィルト・チェンバレン
1936年8月21日生。216cm・125kg。
在籍期間:4シーズン(1965~68年)
成績:277試合、平均27.6点、23.9リバウンド、6.8アシスト
1983年にシーズン、ファイナルの両方でMVPを獲得したマローンも捨てがたいが、やはりリーグ史上最も支配的なセンターと称されたチェンバレンは外せない。在籍は3シーズン半と短かったが、その間は平均27.6点、23.9リバウンドと圧巻の数字をマーク。67年にはそれまで個人的に煮え湯を飲まされ続けてきたセルティックスの壁をついに破り、悲願の初優勝も遂げた。
平均得点、リバウンド、FG成功率、平均出場時間はすべてフランチャイズ歴代1位。通算リバウンドで5位というのも在籍期間を考えれば驚異的で、様々な意味で“怪物”と呼ぶにふさわしい規格外のセンターだった。
付け加えると、76ersと直接は無関係だが、チェンバレンはフィラデルフィア(現ゴールデンステイト)・ウォリアーズ時代の1961-62シーズンに有名な“100得点ゲーム”、“シーズン平均50.4点”というとてつもない記録を残している。こういった経緯を振り返れば、チェンバレンがフィラデルフィアのスポーツ史でも最大級のレジェンドと認識されているのも理解できるのではないだろうか。
文●杉浦大介
【名場面PHOTO】ジョーダン最後のオールスター、コビー81得点、カーターの豪快ダンク……1999-2019 NBA名場面集
ウィルト・チェンバレン
1936年8月21日生。216cm・125kg。
在籍期間:4シーズン(1965~68年)
成績:277試合、平均27.6点、23.9リバウンド、6.8アシスト
1983年にシーズン、ファイナルの両方でMVPを獲得したマローンも捨てがたいが、やはりリーグ史上最も支配的なセンターと称されたチェンバレンは外せない。在籍は3シーズン半と短かったが、その間は平均27.6点、23.9リバウンドと圧巻の数字をマーク。67年にはそれまで個人的に煮え湯を飲まされ続けてきたセルティックスの壁をついに破り、悲願の初優勝も遂げた。
平均得点、リバウンド、FG成功率、平均出場時間はすべてフランチャイズ歴代1位。通算リバウンドで5位というのも在籍期間を考えれば驚異的で、様々な意味で“怪物”と呼ぶにふさわしい規格外のセンターだった。
付け加えると、76ersと直接は無関係だが、チェンバレンはフィラデルフィア(現ゴールデンステイト)・ウォリアーズ時代の1961-62シーズンに有名な“100得点ゲーム”、“シーズン平均50.4点”というとてつもない記録を残している。こういった経緯を振り返れば、チェンバレンがフィラデルフィアのスポーツ史でも最大級のレジェンドと認識されているのも理解できるのではないだろうか。
文●杉浦大介
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