ネッツの1位指名候補選手は、シンシナティ大4年のPF、マーティン。強靭な肉体を持ち、リバウンドやブロックに秀で、ディフェンスのみならずオフェンスでもチーム最大の得点源だったマーティンは、4年時に平均18.9点、9.7リバウンド、3.5ブロックをマーク。シンシナティ大は17週中12週で全米1位にランクされ、マーティンはジョン・ウッデン・アウォードやネイスミス・アウォードなど、6つの主要個人賞を独占している。
1999年の夏には、スペインで開催されたユニバーシアードのアメリカ代表に選出され、得点とリバウンドの双方でチームトップを記録。唯一の懸念材料は、直近のシーズン終盤、試合中に右足を骨折したことだったが、ネッツのジョン・ナッシュGMとチームドクターは「まったく問題なし」との判断を下している。
マーティンに次いで上位指名候補に名前が挙がっていたのは、ルイジアナ州立大2年のPF、ストロマイル・スウィフト。2年時に平均16.2点、8.2リバウンドを記録し、ずば抜けた跳躍力をはじめとする高い運動能力は圧倒的で、荒削りではあったが豊かな将来性を感じさせる逸材だった。
もう1人、ダークホース的な存在だったのが、イースト・セントルイス高のダリアス・マイルズ。まだ身体の線は細く、シューティング・ストロークは安定性を欠いていたものの、人一倍長い腕を持ち、206㎝という身長の割に巧みなボールハンドリングのスキルを持っていた。
最終学年時の成績は、平均22.1点、12.4リバウンド、7.2ブロック。クリッパーズのGMを務めていたエルジン・ベイラーは、プレドラフト・ワークアウトにおけるマイルズのプレーを見て、「この少年は将来スーパースターになれるポテンシャルを持っている」と確信したという。
1999年の夏には、スペインで開催されたユニバーシアードのアメリカ代表に選出され、得点とリバウンドの双方でチームトップを記録。唯一の懸念材料は、直近のシーズン終盤、試合中に右足を骨折したことだったが、ネッツのジョン・ナッシュGMとチームドクターは「まったく問題なし」との判断を下している。
マーティンに次いで上位指名候補に名前が挙がっていたのは、ルイジアナ州立大2年のPF、ストロマイル・スウィフト。2年時に平均16.2点、8.2リバウンドを記録し、ずば抜けた跳躍力をはじめとする高い運動能力は圧倒的で、荒削りではあったが豊かな将来性を感じさせる逸材だった。
もう1人、ダークホース的な存在だったのが、イースト・セントルイス高のダリアス・マイルズ。まだ身体の線は細く、シューティング・ストロークは安定性を欠いていたものの、人一倍長い腕を持ち、206㎝という身長の割に巧みなボールハンドリングのスキルを持っていた。
最終学年時の成績は、平均22.1点、12.4リバウンド、7.2ブロック。クリッパーズのGMを務めていたエルジン・ベイラーは、プレドラフト・ワークアウトにおけるマイルズのプレーを見て、「この少年は将来スーパースターになれるポテンシャルを持っている」と確信したという。