2位:クリーブランド・キャバリアーズ
このチームに関しては、長年NBAを観ているファンなら納得だろう。1986年にラッキー指数プラス5で1位指名権を奪取し、ブラッド・ドアティを獲得。その後、特にここ7年は神がかっている。2003、11、13、14年と1位指名権を立て続けに勝ち取り、そのうち2回はプラス7、プラス8と、とんでもない下克上をやってのけた。2014年などは、確率1.7%を覆しての1位獲得だ。
いまだに1位指名権を手にしたことのないチームがいくつもあるなか、5回の獲得はちょっと異常である。レブロン・ジェームズやカイリー・アービング、アンドリュー・ウィギンズといったスター候補を射止め、ハズレ選手歴代No.1の呼び声高いアンソニー・ベネットに手を出すという大チョンボですら、ご愛嬌といったところか。キャブズのラッキー指数の合計はプラス15。ラッキーにもほどがある。
3位:オーランド・マジック
3番目のラッキーチームはマジック。創設間もない1990年代初頭、当時のGM(ゼネラルマネージャー/1996年に球団の親会社の上級副社長に昇進)、パット・ウィリアムズが、ロッタリー史上初となる2年連続での1位指名権獲得という離れ業をやってのけた。1回目の1992年が、ラッキー指数プラス1でシャキール・オニールを、翌年はなんとプラス10でクリス・ウェバーを獲得。確率1.52%からの1位指名権奪取は、ロッタリー史上最大のアップセットだった。さらには2004年にも1位指名権を順当に引き当て、ドワイト・ハワードを獲得している。
とてつもない強運の持ち主、ウィリアムズがロッタリーに必ず持参するラッキーチャーム(アイテム)は、ラビッツフット(ウサギの後ろ足を乾燥させたもの。お守りの一種。最近は本物が使われることはあまりない)と四つ葉のクローバー、そして“ラッキーチャーム”という商品名のシリアルの箱だそうだ。
4位:ニューオリンズ・ペリカンズ
ラッキー指数ランキング1位のペリカンズには、地味ながら非常に質の高い運が降り注いでいる。過去14回挑んだロッタリーで、プラスとマイナスを計上したのはそれぞれ4回だが、マイナスの合計が7に対しプラスは23とツキがある。1999年3位のバロン・デイビス獲得時に記録したプラス10は過去最高タイのジャンプアップ。さらには、プラスで獲得した選手全員がオールスターに成長するという効率の良さ(ラリー・ジョンソン、アロンゾ・モーニング、バロン・デイビス、アンソニー・デイビス)。派手さはないが、運を上手く味方につけている印象だ。
(※2019年にはラッキー指数プラス6で、ザイオン・ウィリアムソンを1位獲得。近年では最高の獲得劇だろう)
このチームに関しては、長年NBAを観ているファンなら納得だろう。1986年にラッキー指数プラス5で1位指名権を奪取し、ブラッド・ドアティを獲得。その後、特にここ7年は神がかっている。2003、11、13、14年と1位指名権を立て続けに勝ち取り、そのうち2回はプラス7、プラス8と、とんでもない下克上をやってのけた。2014年などは、確率1.7%を覆しての1位獲得だ。
いまだに1位指名権を手にしたことのないチームがいくつもあるなか、5回の獲得はちょっと異常である。レブロン・ジェームズやカイリー・アービング、アンドリュー・ウィギンズといったスター候補を射止め、ハズレ選手歴代No.1の呼び声高いアンソニー・ベネットに手を出すという大チョンボですら、ご愛嬌といったところか。キャブズのラッキー指数の合計はプラス15。ラッキーにもほどがある。
3位:オーランド・マジック
3番目のラッキーチームはマジック。創設間もない1990年代初頭、当時のGM(ゼネラルマネージャー/1996年に球団の親会社の上級副社長に昇進)、パット・ウィリアムズが、ロッタリー史上初となる2年連続での1位指名権獲得という離れ業をやってのけた。1回目の1992年が、ラッキー指数プラス1でシャキール・オニールを、翌年はなんとプラス10でクリス・ウェバーを獲得。確率1.52%からの1位指名権奪取は、ロッタリー史上最大のアップセットだった。さらには2004年にも1位指名権を順当に引き当て、ドワイト・ハワードを獲得している。
とてつもない強運の持ち主、ウィリアムズがロッタリーに必ず持参するラッキーチャーム(アイテム)は、ラビッツフット(ウサギの後ろ足を乾燥させたもの。お守りの一種。最近は本物が使われることはあまりない)と四つ葉のクローバー、そして“ラッキーチャーム”という商品名のシリアルの箱だそうだ。
4位:ニューオリンズ・ペリカンズ
ラッキー指数ランキング1位のペリカンズには、地味ながら非常に質の高い運が降り注いでいる。過去14回挑んだロッタリーで、プラスとマイナスを計上したのはそれぞれ4回だが、マイナスの合計が7に対しプラスは23とツキがある。1999年3位のバロン・デイビス獲得時に記録したプラス10は過去最高タイのジャンプアップ。さらには、プラスで獲得した選手全員がオールスターに成長するという効率の良さ(ラリー・ジョンソン、アロンゾ・モーニング、バロン・デイビス、アンソニー・デイビス)。派手さはないが、運を上手く味方につけている印象だ。
(※2019年にはラッキー指数プラス6で、ザイオン・ウィリアムソンを1位獲得。近年では最高の獲得劇だろう)