レアルからより好条件を引き出すためのメディア操作の可能性もあるが、アルゼンチンにいた10代の頃から「バスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズ」に参加するなど、デックのNBA行きは時間の問題であると言われていた。
昨年のFIBAワールドカップでも存在感を発揮し、その様子を間近で見ていたコビー・ブライアントも彼をすっかり気に入って、ジノビリに「レイカーズに引き抜きたい」と熱心に情報を仕入れていたと、ジノビリ本人がポッドキャストで明かしている。とりわけ決勝のスペイン戦でのパフォーマンスは目覚ましく、試合には敗れるもゲームハイの24得点をマークするなど奮闘した。好不調の波が激しく、今季のユーロリーグでも平均5.8点、3.0リバウンドと突出しているわけではないが、まだまだ伸び盛りでポテンシャルは十分ある。
レアルは過去、ニコラ・ミロティッチ(2014年/シカゴ・ブルズ)、サラ・メジリ(2015年ダラス・マーベリックス)、ヴィリー・ヘルナンゴメス(2016年/ニューヨーク・ニックス)、そして2018年のルカ・ドンチッチ(マーベリックス)など、欧州でも断トツでNBAに選手を送り出してきた。まずはカンパッソの活躍を見守りつつ、デックら後続にも注目していきたい。
文●小川由紀子
【PHOTO】NBA最強の選手は誰だ?識者8人が選んだ21世紀の「ベストプレーヤートップ10」を厳選ショットで紹介!
昨年のFIBAワールドカップでも存在感を発揮し、その様子を間近で見ていたコビー・ブライアントも彼をすっかり気に入って、ジノビリに「レイカーズに引き抜きたい」と熱心に情報を仕入れていたと、ジノビリ本人がポッドキャストで明かしている。とりわけ決勝のスペイン戦でのパフォーマンスは目覚ましく、試合には敗れるもゲームハイの24得点をマークするなど奮闘した。好不調の波が激しく、今季のユーロリーグでも平均5.8点、3.0リバウンドと突出しているわけではないが、まだまだ伸び盛りでポテンシャルは十分ある。
レアルは過去、ニコラ・ミロティッチ(2014年/シカゴ・ブルズ)、サラ・メジリ(2015年ダラス・マーベリックス)、ヴィリー・ヘルナンゴメス(2016年/ニューヨーク・ニックス)、そして2018年のルカ・ドンチッチ(マーベリックス)など、欧州でも断トツでNBAに選手を送り出してきた。まずはカンパッソの活躍を見守りつつ、デックら後続にも注目していきたい。
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