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NBA

NBA新記録を打ち立てた2人のティーンエイジャー。マレドンとポクシェフスキーはサンダーの未来を担えるか<DUNKSHOOT>

小川由紀子

2021.04.12

 その成果か、オールスター明けのダラス・マーベリックス戦でコールアップされると、いきなりのスターター起用。3ポイントをエアボールするシーンもあったが、14得点、8リバウンド、3アシストと及第点の数字を残した。その後も先発出場を重ね、3日後のメンフィス・グリズリーズ戦では長距離砲を8本中5本沈めて23得点、10リバウンドと、いずれもキャリアハイを叩き出している。

 マレドンもポクも、良い試合とイマイチの試合、あるいは同じ試合であってもクォーターごとに調子が変わるというような、パフォーマンスの波が大きい点は否めない。しかし、彼らのキャリアは始まったばかり。すべてが修行の過程だ。

 自身も新人ヘッドコーチである36歳のマーク・ダグノーは、「2人に関しては楽観している。彼らが素晴らしいパフォーマンスをしたということは、彼らが成長している証であり、そして成長しているということは、そのための正しいアプローチができている、ということだから」と地元紙『THE OKLAHOMAN』に手応えを語っている。

「彼らは、NBAプレーヤーがなんたるものかを初めて体験している。アメリカでの生活も初めてだ。身体のケアといった部分など、プロの生活習慣を今まさに学んでいる。そうした日々の小さい学びを積み重ねていくことで、グッドプレーヤーへと成長していけるんだ。そして2人とも、そうなれる素質を持っている」
 
 2人にとって幸運だったのは、将来に向けて若手中心のチーム作りをしているチームに迎えられたことだろう。そのため、34歳のベテランセンター、アル・ホーフォードは、今季の残り試合に出場しないことが3月末に発表されている。トレーニングには参加するというから、まさにチーム熟成に貢献してもらう形だ。

 マレドンはすでにフロアリーダーとしての責任を与えられつつある。入団初年度から、プレータイムだけでなく責任ある役割まで授けられるのは、成長のためにはこの上ない環境だ。

 ポクに関しては、今後どう成長していくかはギャンブルだと見る声も多いが、ダグノー・ヘッドコーチは「我々のスタンダードは高い。彼は自分が持てる才能を、持ち前の勝負魂と一緒に発揮して、チームに注入していってほしい。彼にはその能力がある。指示したことを、彼は必ずすべてやってのけるんだ。プレーもどんどん良くなってきている。あとはその良いプレーをどれだけ継続できるかということ。そしてどれだけ自分のプレーに責任を担えるかだ」と期待を寄せている。
 
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