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NBA

米バスケ界の名門、デューク大の“歴代ベストメンバー”を選定!意外にもスターは少なく、“渋い”陣容に?<DUNKSHOOT>

出野哲也

2021.04.15

【シックスマン】
JJ・レディック

1984年6月24日生。191cm・91kg
カレッジ成績:139試合、平均19.9点、2.7リバウンド、2.2アシスト
NBA成績:929試合、平均12.9点、2.0リバウンド、2.0アシスト

 現在20代前半のジェイソン・テイタム(セルティックス)やブランドン・イングラム(ペリカンズ)も順調なキャリアを送っているが、現時点ではNBAの実績が足りない。レディックは通算2769得点の学校記録の持ち主で、平均26.8点を叩き出した4年時にはネイスミス賞、ウッデン賞など8つの個人賞を手にした。
 
 2006年のドラフト11位で入団したオーランド・マジックでは、守備難もあって出場時間が伸び悩み、最初の4年は平均得点が1桁台だった。それでも10-11シーズンからは10年連続で平均10点以上、18-19シーズンに自己最多の18.1点。ロングシュートの達人で、クリッパーズ在籍時の15-16シーズンに3ポイント成功率でリーグ1位の47.5%を記録した。通算成功率41.5%は史上18位、成功数1939本も15位。フリースローの通算成功率も89.2%でNBA歴代9位にランクされる。プロ入りの際「自分はスターにはなれないだろう。NBA選手の8割がそうであるようにロールプレーヤーになると思う」と語った通り、優秀な脇役になった。

文●出野哲也

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