我に返った時には、後の祭りだった。サッカーをこよなく愛するインフルエンサーの振る舞いが話題となっている。
皮肉にも“炎上騒動”を起こしてしまったのは、コロンビアのインフルエンサーであるマイコル・キニョネス氏だ。
同氏は、先月18日に幕を閉じたカタール・ワールドカップ(W杯)の決勝後に、36年ぶりの世界制覇を成し遂げたアルゼンチン代表の主将リオネル・メッシをオマージュしたタトゥーを入れることを決意する。
しかし、大胆にもタトゥーを入れた個所は顔面だった。ジャムズ氏は額に大きく『MESSI』のアルファベットを刻印。さらに頬にはアルゼンチン代表のW杯優勝回数を示す星3つと、神を意味する「D10S」を刻んだのである。
これを公開するとフォロワーから「馬鹿だ」「さすがにやりすぎだ」と批判が殺到。当初は本人も「こっちの勝手だ。違法なことをしているわけじゃない」と意に介していなかったが、数日して冷静になったのか、「時計の針を戻せたらいいのにと思う」と反省。そして、「タトゥーを入れたことを後悔している。私にポジティブなものをもたらす代わりに、多くのネガティブなものをもたらした」と語ったのである。
有名インフルエンサーの自業自得な行動には、海外メディアも嘲笑する。米スポーツ専門局『FOX Sports』は「最悪の入れ墨だ。ヒステリックになるぐらいなら自分で歯止めをかけるべきだった」とレポート。また、コロンビア誌『Cromos』は「メッシへのSNSでの人気は狂気の域に達している」と指摘した。
そして、英メディア『Give Me Sport』は「最もシュールで、信じられないタトゥーだ」と皮肉り、こう続けた。
「アルビセレステ(アルゼンチン代表の愛称)を愛するファンたちの情熱はとどまるところを知らない。そもそもタトゥーを入れたファンの勇気に敬意を表するべきではある。荒らしのターゲットにするべきではない。しかし、今になって本人が後悔しているのは残念でならない」
タトゥーはファッションや文化のひとつであり、入れるかどうかは個人の自由だ。外野が誹謗中傷をするべきではない。だが、後悔をする前に一度は考える必要がありそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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皮肉にも“炎上騒動”を起こしてしまったのは、コロンビアのインフルエンサーであるマイコル・キニョネス氏だ。
同氏は、先月18日に幕を閉じたカタール・ワールドカップ(W杯)の決勝後に、36年ぶりの世界制覇を成し遂げたアルゼンチン代表の主将リオネル・メッシをオマージュしたタトゥーを入れることを決意する。
しかし、大胆にもタトゥーを入れた個所は顔面だった。ジャムズ氏は額に大きく『MESSI』のアルファベットを刻印。さらに頬にはアルゼンチン代表のW杯優勝回数を示す星3つと、神を意味する「D10S」を刻んだのである。
これを公開するとフォロワーから「馬鹿だ」「さすがにやりすぎだ」と批判が殺到。当初は本人も「こっちの勝手だ。違法なことをしているわけじゃない」と意に介していなかったが、数日して冷静になったのか、「時計の針を戻せたらいいのにと思う」と反省。そして、「タトゥーを入れたことを後悔している。私にポジティブなものをもたらす代わりに、多くのネガティブなものをもたらした」と語ったのである。
有名インフルエンサーの自業自得な行動には、海外メディアも嘲笑する。米スポーツ専門局『FOX Sports』は「最悪の入れ墨だ。ヒステリックになるぐらいなら自分で歯止めをかけるべきだった」とレポート。また、コロンビア誌『Cromos』は「メッシへのSNSでの人気は狂気の域に達している」と指摘した。
そして、英メディア『Give Me Sport』は「最もシュールで、信じられないタトゥーだ」と皮肉り、こう続けた。
「アルビセレステ(アルゼンチン代表の愛称)を愛するファンたちの情熱はとどまるところを知らない。そもそもタトゥーを入れたファンの勇気に敬意を表するべきではある。荒らしのターゲットにするべきではない。しかし、今になって本人が後悔しているのは残念でならない」
タトゥーはファッションや文化のひとつであり、入れるかどうかは個人の自由だ。外野が誹謗中傷をするべきではない。だが、後悔をする前に一度は考える必要がありそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
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