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海外サッカー

「後悔してる」“MESSI”タトゥーを顔面に入れた海外インフルエンサーが自責の念! 南米メディアは「狂気」と皮肉

THE DIGEST編集部

2023.01.02

ワールドカップでアルゼンチン代表を世界一に導いたメッシ。そんな稀代の天才に敬意を表したファンの行動が物議を醸している。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部/JMPA代表撮影)

ワールドカップでアルゼンチン代表を世界一に導いたメッシ。そんな稀代の天才に敬意を表したファンの行動が物議を醸している。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部/JMPA代表撮影)

 我に返った時には、後の祭りだった。サッカーをこよなく愛するインフルエンサーの振る舞いが話題となっている。

 皮肉にも“炎上騒動”を起こしてしまったのは、コロンビアのインフルエンサーであるマイコル・キニョネス氏だ。

 同氏は、先月18日に幕を閉じたカタール・ワールドカップ(W杯)の決勝後に、36年ぶりの世界制覇を成し遂げたアルゼンチン代表の主将リオネル・メッシをオマージュしたタトゥーを入れることを決意する。

 しかし、大胆にもタトゥーを入れた個所は顔面だった。ジャムズ氏は額に大きく『MESSI』のアルファベットを刻印。さらに頬にはアルゼンチン代表のW杯優勝回数を示す星3つと、神を意味する「D10S」を刻んだのである。
 
 これを公開するとフォロワーから「馬鹿だ」「さすがにやりすぎだ」と批判が殺到。当初は本人も「こっちの勝手だ。違法なことをしているわけじゃない」と意に介していなかったが、数日して冷静になったのか、「時計の針を戻せたらいいのにと思う」と反省。そして、「タトゥーを入れたことを後悔している。私にポジティブなものをもたらす代わりに、多くのネガティブなものをもたらした」と語ったのである。

 有名インフルエンサーの自業自得な行動には、海外メディアも嘲笑する。米スポーツ専門局『FOX Sports』は「最悪の入れ墨だ。ヒステリックになるぐらいなら自分で歯止めをかけるべきだった」とレポート。また、コロンビア誌『Cromos』は「メッシへのSNSでの人気は狂気の域に達している」と指摘した。

 そして、英メディア『Give Me Sport』は「最もシュールで、信じられないタトゥーだ」と皮肉り、こう続けた。

「アルビセレステ(アルゼンチン代表の愛称)を愛するファンたちの情熱はとどまるところを知らない。そもそもタトゥーを入れたファンの勇気に敬意を表するべきではある。荒らしのターゲットにするべきではない。しかし、今になって本人が後悔しているのは残念でならない」

 タトゥーはファッションや文化のひとつであり、入れるかどうかは個人の自由だ。外野が誹謗中傷をするべきではない。だが、後悔をする前に一度は考える必要がありそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

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