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海外サッカー

「同胞から悲しみを与えられた」 三笘薫のゴールに関与した冨安健洋、現地メディアからは最低評価も…一方では「問題に上手く対処した」とも

THE DIGEST編集部

2023.01.02

ブライトン戦で途中出場した冨安だが、失点に絡むことに。チームは4対2で勝利している。(C) Getty Images

ブライトン戦で途中出場した冨安だが、失点に絡むことに。チームは4対2で勝利している。(C) Getty Images

 首位アーセナルがブライトンを敵地で4-2と下して、その強さを示したプレミアリーグ第18節、ふくらはぎの負傷が回復した冨安健洋が、カタール・ワールドカップのラウンド16・クロアチア戦以来の実戦復帰を果たした。

 ベンチで戦況を見守っていた日本代表DFは60分、ベン・ホワイトとの交代でピッチに登場。アーセナルでは11月3日のヨーロッパリーグ・チューリヒ戦以来のプレーとなったが、定位置である右SBに入った冨安は64分、ブライトンの三笘薫にボールを奪われると、これが三笘の今季2得点目に繋がってしまった。

【動画】冨安健洋からボールを奪取して会心ゴール! 三笘薫のシーズン2点目をチェック

 ボールタッチ数は30分間で10回に止まり、タックルはなし、パスは2本(成功率50%)、キーパスなし、空中戦3回で勝利なし(データサイト『Whoscored.com』より)と、スタッツ上ではあまり試合に絡めなかったようにも見える彼だが、日刊紙『Evening Standard』は「右サイドは多くの問題を抱えていたが、彼は上手く対処した」とポジティブに評し、10点満点の採点で及第点の「6」を与えている。

 対して『THE Sun』紙は、採点をウィリアム・サリバと並んでチーム最低タイの「5」として、寸評では「出場して間もなく、三笘を追いかけて見失い、同胞がブライトンのために1点を取り返すのを許した」と失点時のプレーについて厳しく言及した。

 スポーツ専門サイト『sportskeeda』も、「ブライトンが主に彼のサイドを攻めたため、大きなプレッシャーに晒されることとなった」と綴り、採点は同じく「5」となったが、こちらはチーム単独最低だった……。サッカー専門サイト『90min』もやはり「5」で、寸評も「最後の30分で、同胞の三笘から悲しみを与えられることとなった」とネガティブな記述となっている。

 サッカー専門サイト『football.london』は、「ピッチに立つと、ホワイトほどの効果的なプレーは披露できず。ブライトンの最初のゴールでは、ポジションのずれが見られた。それでも、幾つかの1対1での守備はまともなものだった」と良い点も指摘した上で、採点は及第点とした。

 採点のみのメディアでは、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』はチームが快勝を収めたこともあってか、冨安に対しても「7」の高採点を与えている(これでもチーム最低タイ)。英国公共放送『BBC』は視聴者投票による採点で、チームの出場選手15人のうちの13番目となる「6.98」。そして、アーセナルのクラブ専門サイト『PAIN IN THE ARSENAL』は「4.5」のサリバに次いで低く、同じ交代選手のキーラン・ティアニー、モハメド・エルネニーと並んでの「5」がつけられている。

構成●THE DIGEST編集部
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