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海外サッカー

指揮官も「素晴らしい模範」と絶賛! 止まらぬ前田大然の4戦連続弾に現地メディアからは軒並み高評価!! 「得点の多くは瞬時の判断力によるもの」

THE DIGEST編集部

2025.03.11

公式戦4試合連続得点の前田。(C)Getty Images

公式戦4試合連続得点の前田。(C)Getty Images

 セルティックは現地時間3月9日に行なわれたスコティッシュカップ準々決勝でハイバーニアンを2-0で下して4強入りを果たしたが、この試合でも前田大然がゴールを挙げて勝利に大きな貢献を果たしている。
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 プレミアリーグ第27節では足をすくわれた(1-2)相手に対し、ホームのセルティックが序盤から主導権を握った一戦は39分にスコアが動く。ニコラス・キューンのシュートを相手GKが好反応でセーブしたところを、すかさず反応して詰めたのが前田であり、これで公式戦4試合連続の得点となり、今季の通算得点は27に達した。

 セルティックは後半アディショナルタイムにルーク・マッコーワンのクロスをニアでアダム・イダーが合わせて追加点を決めたが、ここでも前田はファーポストでボールが流れてくるのに備える抜け目のなさを見せるなど、「点取り屋」らしい動きを披露。一方で、この試合では他に何度か得点機を迎えながらも決めきることができず、悔しがる表情も見せている。
 
 とはいえ、素晴らしいクロスを味方に供給したり、守備でも献身的な動きを見せたりと、多岐にわたる活躍を披露した背番号38には、クラブも賛辞を惜しむことなく、彼の得点に際してはSNSに「(ゴールを挙げるのは)彼の他に誰がいるだろうか?」と投稿し、公式サイトでは「ダイゼンの素晴らしいシーズンは、今日のセルティック・パークでも続いた」と伝え、以下のように続けている。

「この試合でも、日本人FWのハードワークは相変わらず圧巻で、攻守にわたって献身的なプレーを披露。セルティックをハムデン・パークでの準決勝へ導いただけでなく、彼自身はまたしても『マン・オブ・ザ・マッチ』を獲得。試合後にはセルティックTVのインタビューに応じ、「(中略)チームとして先制点の重要性も理解していたので、ゴールを決められて嬉しかったです」と語った」

 一方、ブレンダン・ロジャース監督は「ニコラスがシュートを撃った瞬間から、ダイゼンがどれだけの距離をカバーしているのかを見て、本当に信じられなかった。GKがセーブするのを読んで素早く反応し、しっかり決めてくれた。彼は我々にとってかけがえのない存在だ。本当に素晴らしい選手で、最後の最後まで裏へ走り込み、ゴールを狙い続ける。彼は全ての選手にとって素晴らしい模範だ」と、勤勉さを前面に出して結果を出し続ける前田を絶賛した。
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