現地時間4月8日に行なわれたチャンピオンズリーグ(CL)の準々決勝・第1戦で、レアル・マドリーはアーセナルに0-3で敗れた。
【動画】ブラジルが宿敵アルゼンチンにまさかの大敗...
敵地エミレーツでの一戦、58分、70分とデクラン・ライスに続けて素晴らしいFKを決められ、さらに75分にもミケル・メリーノのダイレクトシュートによる追加点を許したディフェンディングチャンピオンは、幾度か得点機を迎えながらもこれを活かせず、3点という大きなビハインドを負ってマドリードに戻ることを余儀なくされた。
ともに世界屈指の強豪クラブということで、いかなる結果もあり得たとはいえ、予想以上の大差でのスコアは驚きの結末だったと言えよう。とりわけ、CLにおいては輝かしい実績を築いてきたマドリーにしては珍しい大敗と言えるかもしれないが、このコンペティションにおける長い歴史において、彼らが3点差以上をつけられた試合は以下の通り。CLでは10試合目、1991-92シーズン以前のチャンピオンズカップ時代を含めれば15試合目となる。
2024-25 QF vsアーセナル 0-3
2022-23 SF vsマンチェスター・シティ 0-4
2019-20 GS vsパリ・サンジェルマン 0-3
2018-19 GS vs CSKAモスクワ 0-3
2018-19 16 vsアヤックス 1-4
2012-13 SF vsドルトムント 1-4
2008-09 16 vsリバプール 0-4
2005-06 GS vsリヨン 0-3
2004-05 GS vsレバークーゼン 0-3
1999-00 2L vsバイエルン 1-4
1988-89 SF vsミラン 0-5
1979-80 SF vsハンブルガー 1-5
1975-76 2R vsダービー・カウンティ 1-4
1964-65 QF vsベンフィカ 1-5
1955-56 QF vsパルチザン・ベオグラード 0-3
※QF=準々決勝、SF=準決勝、GS=グループステージ、16=ラウンド・オブ16、2L=2次リーグ、2R=2回戦
今回の大敗の衝撃は、最大の得点差(0-5)をつけられた1989年のサン・シーロにおけるミラン戦に負けずとも劣らぬものとなった。奇しくもこの36年前の一戦で、大量点の口火を切る強烈なミドルを決めた、現在はマドリーを率いるカルロ・アンチェロッティは今回、一昨シーズンの準決勝でマンCに0-4の完敗を喫して以来の屈辱に、「厳しい敗北だ。これは予期していなかった。前半は組織的で良かったが、FKからの失点が我々を身体的・精神的に疲弊させた」と心情を吐露した。
そして、より厳しい戦いとなるであろうサンティアゴ・ベルナベウでの第2戦に向けては「逆転のチャンスは少ないように見えるが、トライしてみる。誰もがライスのFKによるゴールなど予想していなかったように、何が起こるか分からないものだ。そしてベルナベウでは、すでにそれが何度も見られている」と、巻き返しを誓った。
【動画】ブラジルが宿敵アルゼンチンにまさかの大敗...
敵地エミレーツでの一戦、58分、70分とデクラン・ライスに続けて素晴らしいFKを決められ、さらに75分にもミケル・メリーノのダイレクトシュートによる追加点を許したディフェンディングチャンピオンは、幾度か得点機を迎えながらもこれを活かせず、3点という大きなビハインドを負ってマドリードに戻ることを余儀なくされた。
ともに世界屈指の強豪クラブということで、いかなる結果もあり得たとはいえ、予想以上の大差でのスコアは驚きの結末だったと言えよう。とりわけ、CLにおいては輝かしい実績を築いてきたマドリーにしては珍しい大敗と言えるかもしれないが、このコンペティションにおける長い歴史において、彼らが3点差以上をつけられた試合は以下の通り。CLでは10試合目、1991-92シーズン以前のチャンピオンズカップ時代を含めれば15試合目となる。
2024-25 QF vsアーセナル 0-3
2022-23 SF vsマンチェスター・シティ 0-4
2019-20 GS vsパリ・サンジェルマン 0-3
2018-19 GS vs CSKAモスクワ 0-3
2018-19 16 vsアヤックス 1-4
2012-13 SF vsドルトムント 1-4
2008-09 16 vsリバプール 0-4
2005-06 GS vsリヨン 0-3
2004-05 GS vsレバークーゼン 0-3
1999-00 2L vsバイエルン 1-4
1988-89 SF vsミラン 0-5
1979-80 SF vsハンブルガー 1-5
1975-76 2R vsダービー・カウンティ 1-4
1964-65 QF vsベンフィカ 1-5
1955-56 QF vsパルチザン・ベオグラード 0-3
※QF=準々決勝、SF=準決勝、GS=グループステージ、16=ラウンド・オブ16、2L=2次リーグ、2R=2回戦
今回の大敗の衝撃は、最大の得点差(0-5)をつけられた1989年のサン・シーロにおけるミラン戦に負けずとも劣らぬものとなった。奇しくもこの36年前の一戦で、大量点の口火を切る強烈なミドルを決めた、現在はマドリーを率いるカルロ・アンチェロッティは今回、一昨シーズンの準決勝でマンCに0-4の完敗を喫して以来の屈辱に、「厳しい敗北だ。これは予期していなかった。前半は組織的で良かったが、FKからの失点が我々を身体的・精神的に疲弊させた」と心情を吐露した。
そして、より厳しい戦いとなるであろうサンティアゴ・ベルナベウでの第2戦に向けては「逆転のチャンスは少ないように見えるが、トライしてみる。誰もがライスのFKによるゴールなど予想していなかったように、何が起こるか分からないものだ。そしてベルナベウでは、すでにそれが何度も見られている」と、巻き返しを誓った。
関連記事
- 売却候補から一転、不可欠なリーダーに! フリック監督の就任で大化けしたラフィーニャ、現地メディアも「27、28歳でこれほどの覚醒を遂げた選手は記憶にない」
- 「アニメのようなプレー」途中出場で圧倒的な存在感を示した久保建英に現地メディアは最大級の賛辞! 「彼を見るためだけにチケット代を払う価値がある」
- 「最も信頼された選手のひとり」今季限りでのマンC退団を明らかにしたデ・ブライネを海外メディアが称賛するとともに「輝かしい記録」をリストアップ
- ヴィニシウスは母国の「怪物」に、エムバペは憧れのロナウドに並ぶ! マドリーのスターFW2人が到達したゴールに関する偉大なクラブ記録とは
- 「素晴らしい!」マドリー戦で3ゴールに絡んだ久保建英を現地メディアが絶賛! 「クボのフィジカルの強さは目を見張るものがある」