一方、前節ハイバーニアン戦でも大活躍を披露した前田について、『THE SCOTSMAN』紙は「日本人アタッカーのうなぎ上りの評価は、彼が粘り強さと冷静さを示し、中央を突破してセルティックに開始５分で先制点を与えた際には、さらなる上昇を見せた」と称賛したものの、採点は「６」止まり。しかし、『Daily Record』は「セルティックの“ハゲタカ”はルーズボールに飛びつき、GKアラン・マクレガーをかわす冷静さを有していた」とポジティブな寸評で、採点は「７」と高かった。
  『THE SCOTTISH Sun』紙は「前半、相手にとっての悩みの種であり続けた。その速さ、パワー、直線的なランが、あらゆる種類の問題を引き起こした上で、見事にゴールも奪った」と綴り、採点はこちらも「７」。同採点の『SCOTTISH DAILY EXPRESS』紙は、「日本のアタッカーは前半、絶え間ないランと爆発的なスピードでアイブロックスのバックラインにあらゆる種類の問題を引き起こすなど、常に厄介者であり続けた」と称賛している。

　チーム最高採点の「８」を与えたのは『Glasgow Live』で、「最初の５分で見事な走りとフィニッシュを見せ、何度も対峙するジェームズ・タバーニアを破った。 後半も依然として良いプレーを見せていたが、重要な走りは少なかった」と、序盤でのプレーは秀逸なものだったことを指摘した。

構成●THE DIGEST編集部
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