テニスの四大大会「全豪オープン」で波乱が起きた。
現地1月18日、前回覇者のラファエル・ナダル(スペイン/世界ランク2位)が男子シングルス2回戦でマッケンジー・マクドナルド(アメリカ/同65位)にストレート負けを喫したのだ。
【動画】最後はまさかのミスショット。2回戦で姿を消したナダルをチェック
第1セットを4-6で落とすと、第2セットの第8ゲームの途中に左脚を負傷。ベンチに戻った際、メディカルタイムアウトを取って治療を受けた。3‐5とリードを許して迎えた第9ゲームも落とし、2セットダウンと後が無くなった。
それでも王者は諦めなかった。足が動かないながらも、ネットプレーなどでポイントを積み重ね、5ゲームを奪う意地を見せた。スタンドにいる妻マリア・フランシスカ・ペレロさんが涙を流しながら見守ったものの願いは届かず。27歳の米国人プレーヤーに軍配が上がった。
大会3日目で第1シードが敗れる“番狂わせ”に世界中の関係者が驚きを隠せない。ガーナメディア『Joy Sports』は、「ラファエル・ナダルが米国のマッケンジー・マクドナルド(65位)に2回戦で敗れ、衝撃の終戦となった」と、そのインパクトの大きさとともに、2016年の全豪で初戦敗退以来の早期離脱だったことを伝えた。
「ディフェンディングチャンピオンにとって、この7年間で最悪のグランドスラムの成績となった」
米専門メディア『Sports Illustrated』などに寄稿するマディソン・ウィリアムズ氏は、「2回戦は衝撃的な敗退だった」と評している。一方、同国メディア『The Athletic』の副編集長ルーカス・ウィース氏は、「苦痛を感じながらもプレーを続けたラファ(ナダルの愛称)は立派だった」と称えている。
引退もたびたび囁かれるレジェンド。再びコートで躍動する姿を目にしたいものだ。
構成●THE DIGEST編集部
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現地1月18日、前回覇者のラファエル・ナダル(スペイン/世界ランク2位)が男子シングルス2回戦でマッケンジー・マクドナルド(アメリカ/同65位)にストレート負けを喫したのだ。
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第1セットを4-6で落とすと、第2セットの第8ゲームの途中に左脚を負傷。ベンチに戻った際、メディカルタイムアウトを取って治療を受けた。3‐5とリードを許して迎えた第9ゲームも落とし、2セットダウンと後が無くなった。
それでも王者は諦めなかった。足が動かないながらも、ネットプレーなどでポイントを積み重ね、5ゲームを奪う意地を見せた。スタンドにいる妻マリア・フランシスカ・ペレロさんが涙を流しながら見守ったものの願いは届かず。27歳の米国人プレーヤーに軍配が上がった。
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構成●THE DIGEST編集部
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