現地時間2月23日、F1の合同テストが、スペイン・バルセロナのカタロニア・サーキットでスタート。初日は16人のドライバーが出場し、午前と午後に分けて精力的に周回を重ねた。
【関連動画】新車「AT03」をお披露目!アルファタウリが公開したバルセロナでの合同テストの様子
新たなレギュレーションに適応したマシンの本格的な走行、さらにはエンジンが1.6リッターV6&回生エネルギーシステムのパワーユニットに変更した初年度という事情もあって、全チーム合計でわずか93周しか走れなかったという2014年のような事態がふたたび起こると危惧された。だが、結果はアルファロメオ、ハースといった一部のチームに不具合が起こっただけで、合計周回数は1000周を超えた。
そのなかで、アルファタウリの初日を担当した角田裕毅は、2022年型マシン「AT03」を駆って3番目に多い121周を走行、ベストタイムでは全体の7番手となる1分21秒638を計測。チームのSNSや現地メディアから公開された多くの写真や動画のなかには、フロービズによって車体が緑色に染まったものもあり、車の特性や問題点を明らかにするための様々なチェックが行なわれたと伺える。
初日のあと角田は、自身のSNSで「初めてのテスト、目一杯楽しめました!」と投稿。またチームの公式サイトを通し、「本当に生産的な日でした。チームがテストを開始する上で、とても良いものになりました」とポジティブに振り返り、以下にように続けている。
「2022年型マシンで実際に行なった最初のテストであり、昨年とは全く異なる車でした。これを理解するために行なった全てのことが、我々にとっては非常に重要でした。何キロも走行し、セットアップも幾つか試すなど、計画した全てのことをやり遂げることができました。まだ試すべきことが幾つかあるものの、現状には満足しています。
今日の車は本当に信頼できたので、できるだけ多くのデータを取得する必要がありました。最初のレース(3月20日からの開幕戦バーレーン・グランプリ)まで、あと(3月10~12日のバーレーンでの合同テストを含めて)5日間のテストが残っています。現時点では、車はかなり速いと思いますが、本当のパフォーマンスの程を知るには、バーレーンGPの予選まで待つ必要があります」
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新たなレギュレーションに適応したマシンの本格的な走行、さらにはエンジンが1.6リッターV6&回生エネルギーシステムのパワーユニットに変更した初年度という事情もあって、全チーム合計でわずか93周しか走れなかったという2014年のような事態がふたたび起こると危惧された。だが、結果はアルファロメオ、ハースといった一部のチームに不具合が起こっただけで、合計周回数は1000周を超えた。
そのなかで、アルファタウリの初日を担当した角田裕毅は、2022年型マシン「AT03」を駆って3番目に多い121周を走行、ベストタイムでは全体の7番手となる1分21秒638を計測。チームのSNSや現地メディアから公開された多くの写真や動画のなかには、フロービズによって車体が緑色に染まったものもあり、車の特性や問題点を明らかにするための様々なチェックが行なわれたと伺える。
初日のあと角田は、自身のSNSで「初めてのテスト、目一杯楽しめました!」と投稿。またチームの公式サイトを通し、「本当に生産的な日でした。チームがテストを開始する上で、とても良いものになりました」とポジティブに振り返り、以下にように続けている。
「2022年型マシンで実際に行なった最初のテストであり、昨年とは全く異なる車でした。これを理解するために行なった全てのことが、我々にとっては非常に重要でした。何キロも走行し、セットアップも幾つか試すなど、計画した全てのことをやり遂げることができました。まだ試すべきことが幾つかあるものの、現状には満足しています。
今日の車は本当に信頼できたので、できるだけ多くのデータを取得する必要がありました。最初のレース(3月20日からの開幕戦バーレーン・グランプリ)まで、あと(3月10~12日のバーレーンでの合同テストを含めて)5日間のテストが残っています。現時点では、車はかなり速いと思いますが、本当のパフォーマンスの程を知るには、バーレーンGPの予選まで待つ必要があります」