"王者"エフフォーリア(牡4歳/美浦・鹿戸雄一厩舎)、5連勝中の上がり馬ジャックドール(牡4歳/栗東・藤岡健一厩舎)、前年の覇者レイパパレ(牝5歳/栗東・高野友和厩舎)の激突が大きな注目を集めた大阪杯(G1、阪神・芝2000m)。
単勝オッズ1.5倍という圧倒的な支持を集めたエフフォーリアが後方で苦しむなか、先団からしぶとく抜け出したオッズ58.7倍で8番人気のポタジェ(牡5歳/栗東・友道康夫厩舎)が優勝。粘り込みをはかった3番人気のレイパパレが2着、後方から徐々に位置を上げてきたアリーヴォ(牡4歳/栗東・杉山晴紀厩舎)が3着に飛び込む大波乱となり、3連単は53万7590円を記録した。
注目の先行争いだが、レース前から"逃げ宣言"をしていたアフリカンゴールド(セン7歳/栗東・西園正都厩舎)を制して、行く気まんまんのジャックドールが先頭に立った。レイパパレは3番手の好位置に付けたが、エフフォーリアは中団後方の8~9番手で機を窺う。
1000mの通過ラップが58秒8と、時計がかかっている馬場状態を考慮すればハイペースと言える流れとなり、先行勢が苦しくなるなか、中団から後ろの馬たちは3コーナー近辺から追撃態勢に入る。エフフォーリアも鞍上に促され、馬群の外から追い込みにかかろうとするが、なかなか前との差は詰まらない。
そして迎えた直線。ジャックドールがインで逃げ込みを図るが、それを交わしてレイパパレが先頭に立つ。しかしその外からぐいぐいと伸びてきた2頭、ポタジェとアリーヴォがレイパパレに襲い掛かり、ゴール前は3頭の激しい叩き合いとなったが、最後にしぶとくひと伸びしたポタジェがレイパパレをクビ差抑えて栄冠を手にした。
重賞初制覇をGⅠで飾ったポタジェは、ディープインパクトの仔。また、母のジンジャーパンチは米国でGⅠを6勝した経験を持ち、2007年には米国最優秀古馬牝馬に選出された名馬で、本馬はいわゆる"超良血馬"である。
半姉には重賞4勝を挙げたルージュバック(父マンハッタンカフェ)がおり、ポタジェは2018年のセレクトセールで1億5946万円(税込)の高額で落札された期待馬だった。
単勝オッズ1.5倍という圧倒的な支持を集めたエフフォーリアが後方で苦しむなか、先団からしぶとく抜け出したオッズ58.7倍で8番人気のポタジェ(牡5歳/栗東・友道康夫厩舎)が優勝。粘り込みをはかった3番人気のレイパパレが2着、後方から徐々に位置を上げてきたアリーヴォ(牡4歳/栗東・杉山晴紀厩舎)が3着に飛び込む大波乱となり、3連単は53万7590円を記録した。
注目の先行争いだが、レース前から"逃げ宣言"をしていたアフリカンゴールド(セン7歳/栗東・西園正都厩舎)を制して、行く気まんまんのジャックドールが先頭に立った。レイパパレは3番手の好位置に付けたが、エフフォーリアは中団後方の8~9番手で機を窺う。
1000mの通過ラップが58秒8と、時計がかかっている馬場状態を考慮すればハイペースと言える流れとなり、先行勢が苦しくなるなか、中団から後ろの馬たちは3コーナー近辺から追撃態勢に入る。エフフォーリアも鞍上に促され、馬群の外から追い込みにかかろうとするが、なかなか前との差は詰まらない。
そして迎えた直線。ジャックドールがインで逃げ込みを図るが、それを交わしてレイパパレが先頭に立つ。しかしその外からぐいぐいと伸びてきた2頭、ポタジェとアリーヴォがレイパパレに襲い掛かり、ゴール前は3頭の激しい叩き合いとなったが、最後にしぶとくひと伸びしたポタジェがレイパパレをクビ差抑えて栄冠を手にした。
重賞初制覇をGⅠで飾ったポタジェは、ディープインパクトの仔。また、母のジンジャーパンチは米国でGⅠを6勝した経験を持ち、2007年には米国最優秀古馬牝馬に選出された名馬で、本馬はいわゆる"超良血馬"である。
半姉には重賞4勝を挙げたルージュバック(父マンハッタンカフェ)がおり、ポタジェは2018年のセレクトセールで1億5946万円(税込)の高額で落札された期待馬だった。