今年正月の箱根駅伝は、2019年に初優勝を飾った東海大が最終10区でブレーキ。全日本大学駅伝で6位と7位に入った早稲田大と明治大もシード権(10位以内)に届かなかった。
そのため10月15日に行なわれる第99回箱根駅伝予選会は上位校のレベルが高い。さらに今季は前回予選会14位の上武大、同15位の城西大にケニア人留学生が入学。今回は例年以上の大混戦が予想されている。
予選会の選考方法は従来通りで、各校10名以上12名以下がハーフマラソンに出走し、上位10人の合計タイムで争われる。秋の“立川決戦”には43校がエントリー。チーム登録状況から難関を突破する10校をリアル予想してみたい。
まずは上位校候補から。東海大、神奈川大、早大、明大の4校がトップを争うと予想する。東海大は主力数人が登録から外れたものの、昨季は故障で三大駅伝すべてを欠場したエースの石原翔太郎(3年)が復帰。7月には5000mで13分29秒21の自己ベストを叩き出しており、日本人トップの期待も高い。神奈川大は6月の全日本大学駅伝関東学連推薦校選考会(以下、全日本選考会)で東海大、東洋大、創価大を抑えてトップ通過。予選会の戦い方も熟知している。
早大は10000m27分台の井川龍人(4年)、5000mで高校歴代3位の13分35秒16を持つ山口智規(1年)ら好選手が揃う。選手層に不安はあるが、6月に就任した花田勝彦駅伝監督は上武大監督時代に予選会で抜群の手腕を発揮してきた。明治大は昨年の予選会をトップで通過。エントリーした上位10人の10000m平均タイムはナンバー1を誇る。
それから6月の全日本選考会を5位と6位で突破した大東大と中央学院大も通過は有力だ。大東大は昨季、ケニア人留学生を初採用すると、今季から仙台育英高を全国高校駅伝の優勝に導いた真名子圭監督が就任。10000m上位10人の平均タイムで3位につけており、4年ぶりの箱根復帰を上位通過で飾る可能性が高い。中央学大は主力数人がエントリーから外れているが、昨年の予選会も同じような状況で7位通過を果たしている。
そのため10月15日に行なわれる第99回箱根駅伝予選会は上位校のレベルが高い。さらに今季は前回予選会14位の上武大、同15位の城西大にケニア人留学生が入学。今回は例年以上の大混戦が予想されている。
予選会の選考方法は従来通りで、各校10名以上12名以下がハーフマラソンに出走し、上位10人の合計タイムで争われる。秋の“立川決戦”には43校がエントリー。チーム登録状況から難関を突破する10校をリアル予想してみたい。
まずは上位校候補から。東海大、神奈川大、早大、明大の4校がトップを争うと予想する。東海大は主力数人が登録から外れたものの、昨季は故障で三大駅伝すべてを欠場したエースの石原翔太郎(3年)が復帰。7月には5000mで13分29秒21の自己ベストを叩き出しており、日本人トップの期待も高い。神奈川大は6月の全日本大学駅伝関東学連推薦校選考会(以下、全日本選考会)で東海大、東洋大、創価大を抑えてトップ通過。予選会の戦い方も熟知している。
早大は10000m27分台の井川龍人(4年)、5000mで高校歴代3位の13分35秒16を持つ山口智規(1年)ら好選手が揃う。選手層に不安はあるが、6月に就任した花田勝彦駅伝監督は上武大監督時代に予選会で抜群の手腕を発揮してきた。明治大は昨年の予選会をトップで通過。エントリーした上位10人の10000m平均タイムはナンバー1を誇る。
それから6月の全日本選考会を5位と6位で突破した大東大と中央学院大も通過は有力だ。大東大は昨季、ケニア人留学生を初採用すると、今季から仙台育英高を全国高校駅伝の優勝に導いた真名子圭監督が就任。10000m上位10人の平均タイムで3位につけており、4年ぶりの箱根復帰を上位通過で飾る可能性が高い。中央学大は主力数人がエントリーから外れているが、昨年の予選会も同じような状況で7位通過を果たしている。