12月10日は、箱根駅伝にとって重要な日のひとつだ。16人の登録メンバーの発表の日だ。当落線上の選手たち、そしてそれを選ぶ監督にとっても「運命」の日である。
今回は立教大学のメンバー16人を見た時、取材で話を聞いた4年生の名前がなかったことに、なんともいえない寂しさを感じた。本人たちがいちばんつらいだろうし、選んだ上野裕一郎監督にも葛藤はあっただろう。
「16」からは様々な情報が読み取れる。
さて、優勝争いをすると見られる学校からは何を読み取れるだろうか? 11月から12月にかけての取材を総合すると、予測としてはこうなる。
「本命は駒大。対抗となるのは青山学院だが、箱根を熟知しているという点では、青学も本命に限りなく近い対抗かもしれない。そして、往路で上位をかき回す可能性があるのは、中央、国学院、順天堂も侮れない」
こうした見立てが、各校の監督たちから聞かれた。
私自身も、駒大と青学大のエントリーを見て、改めて総合力の高さを感じた。それは、主要区間を担ってもおかしくない選手たちが、エントリーから外れたからだ。つまり、両校には「外せる強さ」がある。
駒大から見てみよう。駒大は前回の箱根では1区区間2位と好走した唐澤拓海、7区を担当した白鳥哲汰(ともに3年)が外れている。対する青学大は、前回大会では唐澤同様に1区で好走した志貴勇斗(3年)がメンバー外となった。
ケガ、不調など理由は様々だが、経験者が外れるということは戦力のダウンに繋がりかねない。しかし、この両校に関していえば、彼らがメンバー外となったからといって、大きく戦力が落ちることは考えられない。それだけ戦力が充実しているということだ。
今回は立教大学のメンバー16人を見た時、取材で話を聞いた4年生の名前がなかったことに、なんともいえない寂しさを感じた。本人たちがいちばんつらいだろうし、選んだ上野裕一郎監督にも葛藤はあっただろう。
「16」からは様々な情報が読み取れる。
さて、優勝争いをすると見られる学校からは何を読み取れるだろうか? 11月から12月にかけての取材を総合すると、予測としてはこうなる。
「本命は駒大。対抗となるのは青山学院だが、箱根を熟知しているという点では、青学も本命に限りなく近い対抗かもしれない。そして、往路で上位をかき回す可能性があるのは、中央、国学院、順天堂も侮れない」
こうした見立てが、各校の監督たちから聞かれた。
私自身も、駒大と青学大のエントリーを見て、改めて総合力の高さを感じた。それは、主要区間を担ってもおかしくない選手たちが、エントリーから外れたからだ。つまり、両校には「外せる強さ」がある。
駒大から見てみよう。駒大は前回の箱根では1区区間2位と好走した唐澤拓海、7区を担当した白鳥哲汰(ともに3年)が外れている。対する青学大は、前回大会では唐澤同様に1区で好走した志貴勇斗(3年)がメンバー外となった。
ケガ、不調など理由は様々だが、経験者が外れるということは戦力のダウンに繋がりかねない。しかし、この両校に関していえば、彼らがメンバー外となったからといって、大きく戦力が落ちることは考えられない。それだけ戦力が充実しているということだ。