格闘技・プロレス

平本蓮の“煽り”には中指で応戦! 朝倉未来、メイウェザー戦敗北からの復帰は牛久絢太郎との大一番に【RIZIN】

THE DIGEST編集部

2022.12.31

牛久(左)との対戦が決定した朝倉(右)。彼の登場には会場も沸いた。写真:永島裕基

 今年もさまざまな出来事に彩られた日本格闘界は来年も大いに盛り上がりそうだ。12月31日にさいたまスーパーアリーナで行なわれている『RIZIN.40』で、総合格闘家の朝倉未来(トライフォース赤坂)が登壇。MMA復帰戦として、来春にDEEPフェザー級王者で、元RIZINフェザー級世界王者の牛久絢太郎と対戦すると発表した。

 直前に行なわれていたボクシングルールの試合で梅野源治と戦った後に、斎藤裕(パラエストラ小岩)との一戦が決まった平本蓮(ルーファスポーツ)から「バファリン(頭痛薬)、忘れずに飲んでください」と煽られた朝倉。これには動じることなく中指を突き立てて応戦。この辺りは、RIZINのトップ戦線を走ってきた王者らしい態度だ。

 その後にRIZINの榊原信行CEOからリングに呼び込まれると、相変わらずのふてぶてしい態度で「皆さん、来年帰ってきます」と挨拶。そして、対戦が決定した牛久に向かって、「お互い最高の状態でやろう」と健闘を誓った。
 
 今年も朝倉は格闘界を盛り上げた。2回TKO負けを喫するも、9月に元ボクシング世界5階級王者のフロイド・メイウェザー(アメリカ)と戦い、文字通り世界に名を売った。そんな30歳は今回の大みそかには参加しなかったが、新たにMMAでチャレンジを続けていく意思を見せた。はたして、『路上の伝説』と称されるカリスマは、いかなるパフォーマンスを披露するだろうか。

取材・文●羽澄凜太郎(THE DIGEST編集部)

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