2月5日に行なわれた『別府大分毎日マラソン』で、初マラソンに挑んだ村山紘太(GMOインターネットグループ)は、途中棄権となった。一部のファンは、打ちひしがれる彼に心無い声を寄せている。
正月のニューイヤー駅伝では、1区でスパート合戦を制し区間賞を獲得した村山。勢いさながらにMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)出場権の獲得を目指したが、42.195キロの道のりは険しかった。中間点過ぎに先頭集団から遅れ始めると、25キロから30キロの5キロは、23分55秒(1キロ4分47秒ペース)と急激にペースは落ちた。そして30キロ過ぎにレースを中断する決断を下したのだ。
2016年リオ五輪では5000メートル、10000メートルで日の丸を背負ったランナーにファンの期待も大きかったようだ。無念さが残る結果に、インターネット上では「落ち着きがなくて、無駄な力を使ってしまうのがもったいない」「メンタルトレーニングをしっかりやるべき」といった声が飛び交った。これに双子の兄である謙太(旭化成)は、「何が悔しいか、結果が良くない時に沢山のコメントの中で『メンタル、無駄な動き』こういうこと言われるのが悔しい」と誹謗中傷であると指摘した。
そして「離れるまで、集団の後ろで待機しながら走ってた。離れたのは、脚に違和感があったからと言ってる」と弟の気持ちを汲み取った。
「見なければいいだけかもしれないが、結果以上に悔しい」
期待の裏返しであるかもしれないが、このようなコメントは、本人や周囲の関係者にとっては胸が張り裂ける思いのようだ。才能を持ったランナーが再び活躍する日を楽しみに待ちたいものだ。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「注目され過ぎるのは好きではない」15歳のドルーリー朱瑛里、“報道のプレッシャー”に苦悩を吐露。岡山陸協は「大事に育てたい」
【関連記事】「絶対飛んでるでしょ!」岡山の“スーパー中学生”ドルーリー朱瑛里が海外でも話題に!驚異の17人抜きには英記者も脱帽【女子駅伝】
【関連記事】独自目線で勝手に表彰! 「花の助演賞」「知られざる敢闘賞」「驚きの新人賞」「あっぱれ監督賞」を発表【箱根駅伝】
正月のニューイヤー駅伝では、1区でスパート合戦を制し区間賞を獲得した村山。勢いさながらにMGC(マラソングランドチャンピオンシップ)出場権の獲得を目指したが、42.195キロの道のりは険しかった。中間点過ぎに先頭集団から遅れ始めると、25キロから30キロの5キロは、23分55秒(1キロ4分47秒ペース)と急激にペースは落ちた。そして30キロ過ぎにレースを中断する決断を下したのだ。
2016年リオ五輪では5000メートル、10000メートルで日の丸を背負ったランナーにファンの期待も大きかったようだ。無念さが残る結果に、インターネット上では「落ち着きがなくて、無駄な力を使ってしまうのがもったいない」「メンタルトレーニングをしっかりやるべき」といった声が飛び交った。これに双子の兄である謙太(旭化成)は、「何が悔しいか、結果が良くない時に沢山のコメントの中で『メンタル、無駄な動き』こういうこと言われるのが悔しい」と誹謗中傷であると指摘した。
そして「離れるまで、集団の後ろで待機しながら走ってた。離れたのは、脚に違和感があったからと言ってる」と弟の気持ちを汲み取った。
「見なければいいだけかもしれないが、結果以上に悔しい」
期待の裏返しであるかもしれないが、このようなコメントは、本人や周囲の関係者にとっては胸が張り裂ける思いのようだ。才能を持ったランナーが再び活躍する日を楽しみに待ちたいものだ。
構成●THE DIGEST編集部
【関連記事】「注目され過ぎるのは好きではない」15歳のドルーリー朱瑛里、“報道のプレッシャー”に苦悩を吐露。岡山陸協は「大事に育てたい」
【関連記事】「絶対飛んでるでしょ!」岡山の“スーパー中学生”ドルーリー朱瑛里が海外でも話題に!驚異の17人抜きには英記者も脱帽【女子駅伝】
【関連記事】独自目線で勝手に表彰! 「花の助演賞」「知られざる敢闘賞」「驚きの新人賞」「あっぱれ監督賞」を発表【箱根駅伝】