F1第11戦のオーストリア・グランプリは6月29日に決勝が行なわれ、レッドブルの角田裕毅は完走した中では最下位となる16位でチェッカーフラッグを受けた。
【画像】歴代の名車がずらり!!F1世界選手権で成功を収めたマシンを一挙に紹介
チームのホームレースとなる週末で初日は好感触を掴むも、以降は急激にパフォーマンスが低下して予選は18番手でQ1敗退の憂き目に遭った角田。レースでは、チームメイトのマックス・フェルスタッペンが0周リタイアを喫する中でチームの連続ポイント獲得(77戦)を継続するべく順位アップを狙ったが、苦しい走行を強いられた上にフランコ・コラピント(アルピーヌ)との接触で10秒ペナルティーもあって、目標を達成することはできなかった。
失意の結末を迎えた彼は、コラピントとチームに謝罪した後で、「今日は散々な1日でした。現時点では何が悪かったのか分かりません。1周のペースは良くなってきたものの、ロングランではタイヤがラップごとに、極めて急速に劣化しているように感じます。路面がタイヤを食いつぶしているような感じで、今やその原因を突き止めるのが非常に困難です」とレースを振り返り、以下のように続けている(F1公式サイト『F1.com』より)
「チームで現状を分析し、精査して、良い方法を見つけられればと思います。何とか正しい方向に進もうとしており、不調の原因を見つけるためにもっと努力します。僕自身も集中し、改善していきたいと思っています。とてもフラストレーションが溜まりますが、このような状況は自分で解決しなければなりません。車のパフォーマンスを引き出すために、テクニックやアプローチの面で『鍵』を見つける必要があります」
またメディアのインタビューでは、「正直に言って、走り自体のペースも本当に悪かったです。自分が望んでいたポジション、本来いるべきだったポジションからはかなり離れていました。自分のやり方が全て間違っているとは信じがたいですが、ペースの差が非常に大きく、その理由を見つけるのは難しい。データを確認しても、マックスと比べて自分が何を間違っているのかが分かりづらいです」と、厳しい状況を明かした(フランスのモータースポーツ専門サイト『NEXTGEN-AUTO』より)。
「もしかすると別の視点を見つける必要があるのかもしれません。今のレースのペースでは、まるでF1で初めてドライビングしているような感覚です。それでも、自分の全てがダメだとは思いたくありません。今季序盤には良いレースができていたわけだし。とにかく、原因を理解しなければ状況は良くなりません」
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チームのホームレースとなる週末で初日は好感触を掴むも、以降は急激にパフォーマンスが低下して予選は18番手でQ1敗退の憂き目に遭った角田。レースでは、チームメイトのマックス・フェルスタッペンが0周リタイアを喫する中でチームの連続ポイント獲得(77戦)を継続するべく順位アップを狙ったが、苦しい走行を強いられた上にフランコ・コラピント(アルピーヌ)との接触で10秒ペナルティーもあって、目標を達成することはできなかった。
失意の結末を迎えた彼は、コラピントとチームに謝罪した後で、「今日は散々な1日でした。現時点では何が悪かったのか分かりません。1周のペースは良くなってきたものの、ロングランではタイヤがラップごとに、極めて急速に劣化しているように感じます。路面がタイヤを食いつぶしているような感じで、今やその原因を突き止めるのが非常に困難です」とレースを振り返り、以下のように続けている(F1公式サイト『F1.com』より)
「チームで現状を分析し、精査して、良い方法を見つけられればと思います。何とか正しい方向に進もうとしており、不調の原因を見つけるためにもっと努力します。僕自身も集中し、改善していきたいと思っています。とてもフラストレーションが溜まりますが、このような状況は自分で解決しなければなりません。車のパフォーマンスを引き出すために、テクニックやアプローチの面で『鍵』を見つける必要があります」
またメディアのインタビューでは、「正直に言って、走り自体のペースも本当に悪かったです。自分が望んでいたポジション、本来いるべきだったポジションからはかなり離れていました。自分のやり方が全て間違っているとは信じがたいですが、ペースの差が非常に大きく、その理由を見つけるのは難しい。データを確認しても、マックスと比べて自分が何を間違っているのかが分かりづらいです」と、厳しい状況を明かした(フランスのモータースポーツ専門サイト『NEXTGEN-AUTO』より)。
「もしかすると別の視点を見つける必要があるのかもしれません。今のレースのペースでは、まるでF1で初めてドライビングしているような感覚です。それでも、自分の全てがダメだとは思いたくありません。今季序盤には良いレースができていたわけだし。とにかく、原因を理解しなければ状況は良くなりません」
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