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食と体調管理

浅倉カンナが語る格闘家としての体重コントロール。水抜きでは「歯を磨いても唾液が出てこない」という体験も

THE DIGEST編集部

2021.06.01

以前は体重を1週間ほどで落としていたが、現在は3週間ほどかけて落としているという。写真:田中研治

以前は体重を1週間ほどで落としていたが、現在は3週間ほどかけて落としているという。写真:田中研治

――毎日のハードな練習のためにはそのくらい必要なのですね。良いパフォーマンスのために日頃から食生活で気をつけていることはありますか? 

「あまりストイックな方じゃないと思いますが、小学生くらいから大会に合わせて減量していたので、減量の時だけちゃんと制限して、普段の食生活ではあまりストレスをかけないように好きなものを食べています」

――特に好きなものは何ですか?

「お肉が好きです。焼肉は結構行きます。家族で減量に入る前、焼肉へ行ったりしました。友達と行ったりとか…、減量前は焼肉が一番多いかもしれませんね」

――減量はどのような感じでやっているのですか?

「最近ちょっとやり方を変えていて、結構時間をかけて体重を落としています。前回の試合の時は3週間くらいかけてちょっとずつ落としました。食事を減らして、でもお米も食べないとエネルギーが出てこないのでご飯を摂りつつやっています。食べない減量はしないですね。食べてないと代謝も下がり、体重も落ちづらくなってしまうので」

――食べるのを減らせば、すぐ体重って落ちるわけではないですよね?

「そうですね。2週間前から計量の前日までで水抜きというのをするのですが、その準備でさらに2週間前くらいから水を1日4リットル飲むんです。身体の循環を良くして、最後に身体中の水分を一気に2キロぶんぐらい抜くっていう減量法です。それを考えると、食事をちょっと減らしたくらいではあまり体重は落ちないかもしれませんね。水をたくさん飲んで、練習中も思い切り動いて、それでちょっとずつ落ちていきます。前までは1週間くらいで一気に落としていたのですけど、身体が弱くなるように感じて……。今は徐々にやることで体脂肪もちゃんと減らして、筋肉量が落ちないようにしています」
 

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