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マラソン・駅伝

日本人離れしたスパート力! 三浦龍司ってどんな人? 3000m障害はじめ次々と記録を塗り替える“最強ランナー”の野望とは?

酒井政人

2022.06.11

東京五輪の男子3000m障害決勝では、日本人初の7位入賞を果たした三浦。(C)Getty Images

東京五輪の男子3000m障害決勝では、日本人初の7位入賞を果たした三浦。(C)Getty Images

 昨季は5月のREADY STEADY TOKYOの3000m障害を8分17秒46で制して、日本記録(8分18秒93)を18年ぶりに更新。6月の日本選手権は転倒がありながら、大会新&日本新となる8分15秒99で優勝した。そして東京五輪では予選で日本記録を8分09秒92まで短縮。決勝では7位入賞の快挙を成し遂げた。

 3000m障害は高さ91.4cmの障害(5個のうち1個は水濠)を合計35回越えるが、三浦はそのスキルが非常に巧みだ。これは小中学時代の取り組みが大きい。地元(島根県浜田市)のクラブチームでは三浦の将来性を考えて、ハードル練習を積極的に取り入れていたからだ。

 大学に進学してからは走力が大幅にアップしただけでなく、障害では足をつけずに越えるハードリングも披露。3000m障害の選手として大きくスケールアップした。

 19歳の三浦が東京五輪の予選でマークした8分09秒92は昨季の世界リスト7位。彼より上位の記録を出した選手のなかで年下は1人しかいない。今後もタイムを伸ばしていくことができれば、世界大会のメダルも夢ではない状況なのだ。

 三浦本人も22歳で迎えるパリ五輪で「メダル」という大きな野望を持っている。そのため、今季はオレゴン世界選手権(7月15~24日)で結果を残すことよりも、「経験を積みたい」と考えているようだ。次のレースは日本選手権(6月9~12日)の3000m障害。その後は海外レースを転戦するプランを練っている。
 
 ちなみに大学入学時は「箱根駅伝は6区を走りたい」と山下り区間での出場を熱望していたが、現在は特に走りたい区間はないようだ。それよりも、駅伝はチームのために貢献したいという気持ちが強い。なお昨年末に発売された『箱根駅伝公式ガイドブック』のプロフィール欄に掲載されているアンケートにはマイブームが「インテリアを観る」で、今欲しいものは「外車(アウディ)」と回答している。

 陸上選手として“大成功”を収めつつある三浦。パリ五輪のメダルを胸に輝かすことができれば、アウディもゲットできるだろう。

取材・文●酒井政人

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