2着のダノンザキッドは、マイル戦線で好レースを続けていた経験値の高さが活きた印象。落馬による大怪我から復帰してから初めてのGⅠ騎乗となった北村友一騎手の、1頭がやっと通れるほどの狭いスペースを突く果敢な騎乗も光った。
また3着のソダシは、速めなペース展開だったレースのなかで逃げ・先行馬が相次いで失速していくなか、最後まで粘って3着に食い込んだのは、ひとえに彼女のポテンシャルの高さゆえ。牡馬を敵に回しても、マイルの距離なら十分に勝負できることを改めて示した。
本来の伸びが見られなかったシュネルマイスターとサリオスは、どちらもジョッキーが「柔らかくなった馬場が原因かもしれない」と敗因に言及。特にサリオスは、重馬場となった今春の高松宮記念(GⅠ、中京・芝1200m)でも15着に大敗しており、降雨が予想された段階で評価を下げる必要があった。
文●三好達彦
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本来の伸びが見られなかったシュネルマイスターとサリオスは、どちらもジョッキーが「柔らかくなった馬場が原因かもしれない」と敗因に言及。特にサリオスは、重馬場となった今春の高松宮記念(GⅠ、中京・芝1200m)でも15着に大敗しており、降雨が予想された段階で評価を下げる必要があった。
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