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アスリートキャリア

大阪でサッカーチームを立ち上げた川原隆平が、社長に“直談判”してデュアルキャリアを選択した理由

吉田治良

2021.04.22

天満橋京阪シティモール店でのコンシェルジュ業務にも全力で取り組んでいる。(C)Valuence Holdings Inc.

天満橋京阪シティモール店でのコンシェルジュ業務にも全力で取り組んでいる。(C)Valuence Holdings Inc.

──バリュエンスとサッカー指導者、軸足はどちらに置きますか?

「60対40で、どうしてもサッカーに重きを置いてしまうかもしれません。ただ、もちろんバリュエンスでの仕事も中途半端にはしたくないので、上手くバランスを取りながら、どちらもトップを目指してやっていきたいですね」

──どちらかひとつを選べと言われたら?

「そこは申し訳ないですが、サッカーですね(笑)。サッカーのお陰で、今の自分があると言っても過言ではないので」
 
──川原さんのチームならではの強みはなんですか?

「大阪にも良いチームはたくさんありますし、良い指導者もたくさんいます。正直、サッカーの指導に関して、他のチームに勝っているとは言えないかもしれません。ただ、子どもたちが楽しんでサッカーに取り組める環境は、どこにも負けずに作れると思っています」

──チームマネジメントに関しては、バリュエンスで学べることも多いのでは?

「そうですね。嵜本社長のキャリアとは比較にもなりませんが、自分もチームを立ち上げた今、マネジメントの重要性を実感しています。いつか社長とお話する機会があれば、どういった点を意識して会社をマネジメントされているのか、すごく聞いてみたいですね」

■プロフィール■
川原隆平(かわはら・りゅうへい)
1992年6月25日生まれ。大阪府出身。幼稚園からサッカーを始め、岡山県の作陽高時代は高校サッカー選手権でメンバー入りも果たしたが、怪我も重なり、大阪商業大入学後に引退を決断。指導者の道へ進み、2017年から約4年間はガンバ大阪の育成年代でコーチ、監督を務めた。今年2月には作陽高時代の同期と一緒に、大阪市内に小学生年代のチームを立ち上げるが、時を同じくしてバリュエンスに入社。現在はサッカーチームの運営・指導に携わる一方、バリュエンスジャパンが運営するブランド買取『なんぼや』天満橋京阪シティモール店で、コンシェルジュとしても働く日々だ。

取材・文●吉田治良(スポーツライター)

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