――ふだんはどんなトレーニングをしているのですか? 筋トレなどは?
「選手それぞれになりますが、私の場合は動かせる筋肉も限られていますので、自分の重さで腕を動かしたり、身体動かしたり、意識をすることで日常生活そのものが筋トレですね。今は肩のコンディションがあまりよくないので、それと付き合いながら行なっています。体育館ではラグ車に乗って走ったり、参加人数にもよりますが、2対2をしたり、実践的な練習をしています。あとは試合の映像をみてイメージトレーニングも」
――食事や栄養面で気を使っていることはありますか?
「代表に入ったくらいからどんどん食が細くなってしまって、いまは食べることを頑張っている感じです。栄養士さんから色々教えてもらって、バランスも考えてはいるのですが、まずはカロリーを取らないと。疲れてしまうと食べることすら面倒臭くなることもあって、3食しっかりというより、ちょこちょこ小分けにして食べるようにしています。実際に、ちゃんと食事を取ると、次の日の疲れとかプレーに影響が出ることは実感しているので、続けていきたいです」
――昔からあまり食べない子だったのですか?
「いえ、ケガをする前までは、暇さえあれば食べていて、太り過ぎてよく怒られました。まさかこんなことで悩むなんて(笑)。昔、誕生日に何食べたい?って聞かれて、ひじきって答えたみたいです。でかいお皿に大量に盛ってもらって1人で食べたらしいです」
――定番のハンバーグ、唐揚げとかではなかったんですね。
「はい。昔から煮物とかが好きでした。今もわりとさっぱりしたものが好きなので、野菜とかきのことか。一人暮らしで、料理もほとんどできないので、母親に送ってもらったり、来てもらったりしますが、いろいろな種類の野菜ときのこを甘辛くしたものをいっぱいつくってもらって冷凍庫に保存しています」
――野菜もきのこも食物繊維が豊富な食物ですが、腸の状態を意識しているのですか?
「私たちは麻痺の関係で排便が難しいので、意識せざるを得ません。私の場合は週2回を排便日を決めて、それに向けて調整していますが、それまでに食べた物、活動状況によって、かかる時間が全然違います。調子よければ2時間とかで終われるし、長い時は6時間以上かかっちゃうんです。何をどれくらい、どのタイミングで取るのが自分に合っているのか、まだまだ模索中ですが、やはり食べ物には気を使いますね。そんな中で、栄養士さんやチームメイトから教えてもらった腸に良い食材を母にも伝えて、意識して取るようにしています」
――いろいろ考えて食事をつくってくださるお母さまに感謝ですね。
「本当に。私が食べやすいように、そして栄養面を考えて準備するのは、絶対に手間暇がかかるはずなんです。子どもの頃からずっと応援はしてくれていたと思いますが、食事面のサポートを受けて、改めてその思いが伝わってきて、より頑張ろうって思います」
「選手それぞれになりますが、私の場合は動かせる筋肉も限られていますので、自分の重さで腕を動かしたり、身体動かしたり、意識をすることで日常生活そのものが筋トレですね。今は肩のコンディションがあまりよくないので、それと付き合いながら行なっています。体育館ではラグ車に乗って走ったり、参加人数にもよりますが、2対2をしたり、実践的な練習をしています。あとは試合の映像をみてイメージトレーニングも」
――食事や栄養面で気を使っていることはありますか?
「代表に入ったくらいからどんどん食が細くなってしまって、いまは食べることを頑張っている感じです。栄養士さんから色々教えてもらって、バランスも考えてはいるのですが、まずはカロリーを取らないと。疲れてしまうと食べることすら面倒臭くなることもあって、3食しっかりというより、ちょこちょこ小分けにして食べるようにしています。実際に、ちゃんと食事を取ると、次の日の疲れとかプレーに影響が出ることは実感しているので、続けていきたいです」
――昔からあまり食べない子だったのですか?
「いえ、ケガをする前までは、暇さえあれば食べていて、太り過ぎてよく怒られました。まさかこんなことで悩むなんて(笑)。昔、誕生日に何食べたい?って聞かれて、ひじきって答えたみたいです。でかいお皿に大量に盛ってもらって1人で食べたらしいです」
――定番のハンバーグ、唐揚げとかではなかったんですね。
「はい。昔から煮物とかが好きでした。今もわりとさっぱりしたものが好きなので、野菜とかきのことか。一人暮らしで、料理もほとんどできないので、母親に送ってもらったり、来てもらったりしますが、いろいろな種類の野菜ときのこを甘辛くしたものをいっぱいつくってもらって冷凍庫に保存しています」
――野菜もきのこも食物繊維が豊富な食物ですが、腸の状態を意識しているのですか?
「私たちは麻痺の関係で排便が難しいので、意識せざるを得ません。私の場合は週2回を排便日を決めて、それに向けて調整していますが、それまでに食べた物、活動状況によって、かかる時間が全然違います。調子よければ2時間とかで終われるし、長い時は6時間以上かかっちゃうんです。何をどれくらい、どのタイミングで取るのが自分に合っているのか、まだまだ模索中ですが、やはり食べ物には気を使いますね。そんな中で、栄養士さんやチームメイトから教えてもらった腸に良い食材を母にも伝えて、意識して取るようにしています」
――いろいろ考えて食事をつくってくださるお母さまに感謝ですね。
「本当に。私が食べやすいように、そして栄養面を考えて準備するのは、絶対に手間暇がかかるはずなんです。子どもの頃からずっと応援はしてくれていたと思いますが、食事面のサポートを受けて、改めてその思いが伝わってきて、より頑張ろうって思います」