メジャーリーグでは今オフ、巨額の資金を惜しげもなくつぎ込み大物選手を獲得する球団もあり、ストーブリーグを賑わせている。その中で、新加入が少ないことで話題となっているのがロサンゼルス・ドジャースだ。
【動画】2HR&8打点の翌日に自己最多13K。大谷翔平の“神ピッチ”を振り返る 昨季、レギュラーシーズンでは111勝を挙げながらも、ポストシーズンではサンディエゴ・パドレスに敗れ、地区シリーズで姿を消している。2020年以来のワールドチャンピオンを目指す来季へ向け、ここまでの主な補強として、投手ではクレイトン・カーショーと再契約を結び、ノア・シンダーガードを獲得、野手でもJ・D・マルチネスが加わったものの、比較的「静かなオフ」との評判が囁かれている。
そして現在のドジャースの動きについて米メディアでは、「二刀流スター」の存在が大きく関わっているという見方がもっぱらのようだ。
MLBのプレー分析やデータ統計を行なう『FanGraphs』では、ドジャースが今後、ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平獲得を目指すべく、今オフの補強を控えていると報じている。
同メディアは退団選手が多かった点にも触れ「このコスト削減は、次のアイデアにつながる」と指摘。続けて「ドジャースは次のオフに史上最大の契約となるであろう、ショウヘイ・オオタニの獲得を目指している」と綴っており、さらに「入札は熾烈を極め、初期の見積もりでは総契約額が5億ドルを超えることが予想されている。オオタニを獲得する可能性が十分にあると考えているチームは、そのための計画を立てるべきであり、ドジャースがまさにそれを実行している」と見込みを述べた。
またスポーツサイト『sportskieeda』でも「オオタニはロサンゼルス・エンジェルスとの契約が最後となる来季以降、FAとなりエンジェルスが残留を説得しない限り、来年はどこの球団を選んでもいいことになる」と来オフの去就に言及。その上で「誰がどう見ても大金がかかるだろうが、だからこそドジャースは今年、これほど控えめな動きに徹しているのかもしれない」と推測した。
他にも、契約内容に関して「史上最高額の契約を阻むのは、彼がすでに28歳で来年のFAまでに29歳になるという事実だけだ」とも記している
もはや移籍先がすでに絞り込まれているかのような米メディアの見解。同じロサンゼルスを本拠とする名門球団の現状は、本当に「嵐の前の静けさ」ということになるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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そして現在のドジャースの動きについて米メディアでは、「二刀流スター」の存在が大きく関わっているという見方がもっぱらのようだ。
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同メディアは退団選手が多かった点にも触れ「このコスト削減は、次のアイデアにつながる」と指摘。続けて「ドジャースは次のオフに史上最大の契約となるであろう、ショウヘイ・オオタニの獲得を目指している」と綴っており、さらに「入札は熾烈を極め、初期の見積もりでは総契約額が5億ドルを超えることが予想されている。オオタニを獲得する可能性が十分にあると考えているチームは、そのための計画を立てるべきであり、ドジャースがまさにそれを実行している」と見込みを述べた。
またスポーツサイト『sportskieeda』でも「オオタニはロサンゼルス・エンジェルスとの契約が最後となる来季以降、FAとなりエンジェルスが残留を説得しない限り、来年はどこの球団を選んでもいいことになる」と来オフの去就に言及。その上で「誰がどう見ても大金がかかるだろうが、だからこそドジャースは今年、これほど控えめな動きに徹しているのかもしれない」と推測した。
他にも、契約内容に関して「史上最高額の契約を阻むのは、彼がすでに28歳で来年のFAまでに29歳になるという事実だけだ」とも記している
もはや移籍先がすでに絞り込まれているかのような米メディアの見解。同じロサンゼルスを本拠とする名門球団の現状は、本当に「嵐の前の静けさ」ということになるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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