待望の一発が飛び出した。
3月7日、京セラドーム大阪で行なわれたオリックスとの強化試合に「6番・サード」でスタメン出場した日本代表の村上宗隆(ヤクルト)が、初回の第1打席で、3ランホームランを放った。
苦しんできたスラッガーがとてつもない一打を見せつけた。宮崎で実施されたソフトバンクとの壮行試合からの3試合でヒット2本しか打てずにいた村上は、この試合から打順が6番に落ちていた。
そうした状況でプレッシャーから解放されたのかもしれない。初回の初打席で23歳のスラッガーは結果を残した。4番に入った吉田正尚(ボストン・レッドソックス)の先制タイムリーで侍ジャパンが先制。なおも2死一、二塁の局面で打席に入った村上はカウント3-1から投じられた真ん中低めに入った150キロのストレートを強振。高々と舞い上がった打球は、ぐんぐんと飛距離を伸ばし、左中間スタンドに着弾した。
大歓声のなかで、悠々とダイヤモンドを一周した村上。昨季の三冠王が見せつけた圧巻の3ランには、百戦錬磨の名手も絶賛する。『Amazon prime』の中継で解説を務めた元日本代表戦士の井端弘和氏は「しっかり捉えればどこでも飛ばせる選手。とてもいい方向に良い一発が出た」と称賛した。
ようやくお目覚めの一発を放った村上。本大会が2日後に迫るなかで、侍ジャパンにとって、これ以上の吉報はないだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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苦しんできたスラッガーがとてつもない一打を見せつけた。宮崎で実施されたソフトバンクとの壮行試合からの3試合でヒット2本しか打てずにいた村上は、この試合から打順が6番に落ちていた。
そうした状況でプレッシャーから解放されたのかもしれない。初回の初打席で23歳のスラッガーは結果を残した。4番に入った吉田正尚(ボストン・レッドソックス)の先制タイムリーで侍ジャパンが先制。なおも2死一、二塁の局面で打席に入った村上はカウント3-1から投じられた真ん中低めに入った150キロのストレートを強振。高々と舞い上がった打球は、ぐんぐんと飛距離を伸ばし、左中間スタンドに着弾した。
大歓声のなかで、悠々とダイヤモンドを一周した村上。昨季の三冠王が見せつけた圧巻の3ランには、百戦錬磨の名手も絶賛する。『Amazon prime』の中継で解説を務めた元日本代表戦士の井端弘和氏は「しっかり捉えればどこでも飛ばせる選手。とてもいい方向に良い一発が出た」と称賛した。
ようやくお目覚めの一発を放った村上。本大会が2日後に迫るなかで、侍ジャパンにとって、これ以上の吉報はないだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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