現地時間12月１日、NBAが今季第６週の週間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからニューヨーク・ニックスのジェイレン・ブランソン、ウエスタン・カンファレンスからロサンゼルス・レイカーズのルカ・ドンチッチが選出された。

　11月24日（月）から30日（日）の期間中、４試合に出場したブランソンは平均28.8点、3.0リバウンド、4.5アシストをマーク。チームを４連勝に導き、今季初、通算８回目の週間MVPに輝いた。

　キャリア８年目、29歳のオールスターガードは、週間フィールドゴール成功率48.3％（42／87）、３ポイント成功率40.7％（11／27）と安定したオフェンス力でチームを牽引。

　26日のシャーロット・ホーネッツ戦で33得点をあげると、続く28日のミルウォーキー・バックス戦では１点を追う第３クォーターに16得点、試合を通じて今季最多タイの37得点を奪って逆転勝利の立役者となった。

　シーズン全体ではリーグ８位の平均28.5点を稼ぐブランソンに導かれ、ニックスは13勝６敗でイースト２位に浮上。11月は11勝３敗と調子を上げている。
  　ウエストでは、そのブラソンと同期入団でダラス・マーベリックス時代に４年間共闘したドンチッチが受賞。チームが期間中全勝を収めた３試合で、平均37.3点、8.7リバウンド、10.3アシストをマークし、通算15回目、昨季２月のレイカーズ移籍後では初の栄冠となった。

　スロベニア出身、26歳のスーパースターは、この週を通じてフィールドゴール成功率48.5％（33／68）、３ポイント成功率45.5％（15／33）と躍動。

　特に圧巻だったのが25日のロサンゼルス・クリッパーズ戦。第１クォーターだけで24得点を叩き出すと、最終的に43得点＆13アシストの活躍でNBAカップの決勝トーナメント進出を果たす原動力となった。

　ドンチッチはこの試合でレイカーズ移籍後41試合目にして、７度目の40得点超えで球団歴代10位にランクイン。また、40得点以上のダブルダブルはキャリア通算39回目で、現役４位につけている。

　11月を７連勝で締めくくったレイカーズは、月間11勝２敗でリーグ３位タイの好成績。12月は黒星スタートとなったが、平均34.5点で得点王のドンチッチの下、15勝５敗でウエスト２位をキープしている。

構成●ダンクシュート編集部

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