イースタン・カンファレンスのプレーオフ・ファーストラウンドで、マイアミ・ヒートがインディアナ・ペイサーズに2連勝を飾った。今のヒートは“一筋縄ではいかない、侮れない存在”として、NBAのコーチたちの間で非常に評価が高い。
「選手同士の関係性は、他のどのチームよりも親密だ。数人の選手同士が仲がいい、というのはよく聞く話だが、ヒートは全員が仲がいい。全員だよ」
そう話すのは、チームの兄貴的存在のジミー・バトラーだ。
また、エリック・スポールストラ・ヘッドコーチ(HC)は「ボールをシェアし、場面に応じて成功率が高いポジションや状況にいる選手にボールが回るようにする。今のチームは型にはまったセットプレーを準備しなくても、その状況を選手が個々で判断し、オフェンスを展開できるだけの準備が整っているんだ」と、好調の要因を語っている。
特にオフェンス面で、ヒートは相手ディフェンスに的を絞らせない流れを確立している。バトラーとスポールストラHCのコメントからもわかるように、他の強豪と違って絶対的エースの存在しないヒートは、コートに立つ選手全員が得意なプレーに集中し、それぞれの力を存分に発揮できているのだ。
ペイサーズとのシリーズ第1戦は113-101で快勝。バトラーが28得点、ゴラン・ドラギッチも24得点と両ベテランが躍動したほか、若手のタイラー・ヒロは15得点、バム・アデバヨが17得点、10リバウンド、6アシストをマーク。この4人のスタッツを見ただけでも、全員バスケットを目指すヒートの良さが出ている。
第2戦も109-100で勝利。前戦よりはペイサーズに攻め込まれる場面があり、主導権を握られかけたが、この日も日替わりでヒーローが誕生した。ステフィン・カリー&クレイ・トンプソン(ともにゴールデンステイト・ウォリアーズ)の“スプラッシュ・ブラザーズ”の次を担う3ポイントシューターとして台頭してきたダンカン・ロビンソンが8本中7本の長距離砲を決め24得点。そのほか、ドラギッチは20得点、ヒロが15得点、バトラーも18得点、7リバウンド、6アシストと、主軸も安定の活躍を見せた。
「選手同士の関係性は、他のどのチームよりも親密だ。数人の選手同士が仲がいい、というのはよく聞く話だが、ヒートは全員が仲がいい。全員だよ」
そう話すのは、チームの兄貴的存在のジミー・バトラーだ。
また、エリック・スポールストラ・ヘッドコーチ(HC)は「ボールをシェアし、場面に応じて成功率が高いポジションや状況にいる選手にボールが回るようにする。今のチームは型にはまったセットプレーを準備しなくても、その状況を選手が個々で判断し、オフェンスを展開できるだけの準備が整っているんだ」と、好調の要因を語っている。
特にオフェンス面で、ヒートは相手ディフェンスに的を絞らせない流れを確立している。バトラーとスポールストラHCのコメントからもわかるように、他の強豪と違って絶対的エースの存在しないヒートは、コートに立つ選手全員が得意なプレーに集中し、それぞれの力を存分に発揮できているのだ。
ペイサーズとのシリーズ第1戦は113-101で快勝。バトラーが28得点、ゴラン・ドラギッチも24得点と両ベテランが躍動したほか、若手のタイラー・ヒロは15得点、バム・アデバヨが17得点、10リバウンド、6アシストをマーク。この4人のスタッツを見ただけでも、全員バスケットを目指すヒートの良さが出ている。
第2戦も109-100で勝利。前戦よりはペイサーズに攻め込まれる場面があり、主導権を握られかけたが、この日も日替わりでヒーローが誕生した。ステフィン・カリー&クレイ・トンプソン(ともにゴールデンステイト・ウォリアーズ)の“スプラッシュ・ブラザーズ”の次を担う3ポイントシューターとして台頭してきたダンカン・ロビンソンが8本中7本の長距離砲を決め24得点。そのほか、ドラギッチは20得点、ヒロが15得点、バトラーも18得点、7リバウンド、6アシストと、主軸も安定の活躍を見せた。