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NBA

歴代屈指の“不作”と言われるも、ペイトンやジャクソンといった絶滅危惧種の個性派が揃う1990年【NBAドラフト史】

大井成義

2020.09.18

 48位でサンズに指名されたセドリック・セバロスの逸話もなかなか凄い。1992年のスラムダンク・コンテストで目隠しダンクを披露し、一躍全国区のスターとなったセバロスは、1994年にレイカーズに移籍しエースとして活躍していた。ところが、1996年1月、HIV感染で引退していたマジック・ジョンソンがチームに舞い戻ると、話題はマジック復帰一色となり、チームの顔もマジックに。

 セバロスへの注目度は低くなり、出場時間も徐々に減少、それを面白く思わなかった彼はなんとシーズン中に失踪してしまう。3日間連絡が取れず、見つかったシチュエーションが完全に斜め上を行っていた。アリゾナの湖でハウスボートを借り、新しい奥さんとのんびりしていたそうだ。
 
■変わり者揃いだった1990年組の上位指名3人のNBA人生

 最後にトップ3選手のその後を簡単に紹介したい。まずはこの年のドラフト組において、唯一にして最大のスター選手となったペイトン。2013年に殿堂入りを果たしたという事実が、すべてを物語っているだろう。

 僕にとって、ペイトンの最大の魅力は、あの生意気さと、異様なテンションの高さだ。テクニカルファウルを喰らいまくり、その大半がトラッシュトークによるもの。『sportscasting.com』によると、カール・マローン、チャールズ・バークリー、ラシード・ウォーレスに次いで、歴代4位の回数を誇るそうである。全盛期の頃は、「相手チームの選手に『最近どうよ?』と家族のことを尋ねても、笛を吹かれた」と本人は語っている。

 ある時は半笑いという、相手を最も小馬鹿にした表情で、またある時は食ってかかるような態度で、顔を揺らしながら炸裂するペイトンのトラッシュトークは、ある意味〝芸〞の域に達していたと思う。
 

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