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NBA

マリオン、LJ、ライダー…曲者揃いの人材が集うUNLVの歴代ベストメンバーを選定<DUNKSHOOT>

出野哲也

2021.12.04

【シックスマン】
ステイシー・オーグモン

1968年8月1日生。203cm・93kg
カレッジ成績:145試合、平均13.9点、6.9リバウンド、3.0アシスト
NBA成績:1001試合、平均8.0点、3.2リバウンド、1.6アシスト

 大学2年で出場した88年のソウル五輪では銅メダルに終わったが、その悔しさを90年のNCAAトーナメント優勝で晴らす。翌91年のドラフト9位でアトランタ・ホークスに入団し、同期生のジョンソンともどもオールルーキー1stチームに選ばれた。
 
 何とも形容し難いプレースタイルの持ち主で、ニックネームは“プラスティック・マン”。シュートはあまり上手くなかった代わり、絶妙なボディコントロールで守備をかいくぐってはインサイドへ入り込み、レイアップやダンクで得点を重ねた。92年3月にはNBA通算600万点となる記念のゴールもあげている。

 攻撃以上に評価が高かったのは、UNLV時代に3年続けて最優秀守備選手賞に選ばれたディフェンス。どこからともなく現われては長いリーチでボールを奪い、「あいつは腕が3本以上ある」とまで言われた。引退後はUNLVに戻ってアシスタントコーチをしたのち、因縁の地である韓国のチームでもヘッドコーチを務めた。

文●出野哲也
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