シャックのプロ入り以降も、ストロマイル・スウィフト(元メンフィス・グリズリーズほか)やタイラス・トーマス(元シカゴ・ブルズほか)といった身体能力の高いビッグマンがドラフト上位でNBAに飛び込んだが、いずれも期待外れに終わっている。06年にチームをファイナル4へ導いたグレン・デイビスも、ボストン・セルティックス時代に脇役として活躍したのが限界だった。
ただ、シモンズ以外の4人の現役OBは、ドラフト外から這い上がったギャレット・テンプル(ブルックリン・ネッツ)がまずまずの働きをしている程度。LSU自体も、10年代は2度しかトーナメントに出場できておらず、名門の早期復活が待たれている。
文●出野哲也
※『ダンクシュート』2017年5月号掲載原稿に加筆・修正。
久々にNBAで活躍しているのは、16年にドラフト1位でフィラデルフィア・セブンティシクサーズに入団したベン・シモンズだ。1年目こそケガで全休したものの、17-18シーズンに平均15.8点、8.1リバウンド、8.2アシストの好成績を残し新人王を受賞。シュートレンジの狭さという大きな弱点はあるものの、大型のポイントガードとしてスター街道をひた走っている。ただ、シモンズ以外の4人の現役OBは、ドラフト外から這い上がったギャレット・テンプル(ブルックリン・ネッツ)がまずまずの働きをしている程度。LSU自体も、10年代は2度しかトーナメントに出場できておらず、名門の早期復活が待たれている。
文●出野哲也
※『ダンクシュート』2017年5月号掲載原稿に加筆・修正。