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Jリーグ・国内

天皇杯優勝の原動力!神戸の古橋亨梧がクラブ初タイトルの喜びを語る【独占インタビュー】

多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)

2020.01.09

18年の夏に神戸に加入してから、長足の進歩を見せる古橋亨梧。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

18年の夏に神戸に加入してから、長足の進歩を見せる古橋亨梧。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 2018年夏に加入してから急成長を遂げ、ダビド・ビジャやアンドレス・イニエスタとともに攻撃を牽引。まさに進境著しい神戸を象徴する選手となった。そんな古橋亨梧が優勝直後に語ったのは、チームの進化を証明できた喜びだった。

■試合終了の笛と同時に、サポーターの歓声が耳に入ってきた。

――まずは優勝おめでとうございます!

「ありがとうございます!」

――今の率直な気持ちを教えてください。

「すごく嬉しいです。今まで優勝経験のなかったこの神戸で、初めてタイトルを獲れたし、その一員として僕が戦えたこと、このメンバーで新国立のこけら落としの試合をできたことは誇りです。なによりファン・サポーターのみなさんに勝利を届けられて、クラブに関わる全員が笑顔になれた。ここから新しい1年を良い形で踏み出せて、本当に幸せを感じています」
 
――クラブに初タイトルをもたらせて、やはり格別な想いもあるのでは?

「もちろんです。こんなに優れたクラブがタイトルを取ったことがなかったのは信じられませんでしたし、ようやく得られたこの感覚は一生忘れられません。リーグ戦はなかなかうまくいかなくて、苦しいシーズンを送りましたが、こうやって優勝できて、僕たちが素晴らしいチームだと証明できて良かったです」

――優勝が決まった瞬間はどんな想いがこみあげてきましたか?

「試合終了の笛と同時に、サポーターの歓声が耳に入ってきて、グッときました。本当はすぐにでもゴール裏に走っていきたかったくらいです。みんなの笑顔がなにより印象に残っています」

――試合後に、サポーターとともに応援歌の『神戸讃歌』を歌っている姿が印象的でした。

「いつも温かい応援をしてくれているんですけど、この日の神戸讃歌は特別です。この景色を見たくて今まで頑張ってきたから、ああやって全員がひとつになって歌えて最高の気分でした」

――優勝の実感はすぐに湧いてきましたか?

「試合が終わってから少しずつですね。いろんな人から連絡をもらって実感できた部分もあります」
 

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