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山西利和が20キロ競歩で貫禄の金メダル! 銀の池田向希も「頼もしい先輩」と堂々たるレースに賛辞【世界陸上】

THE DIGEST編集部

2022.07.16

15日に開幕した世界陸上。日本勢メダル第1・2号を獲得した競歩の山西(右)と池田(左)。(C)Getty Images

15日に開幕した世界陸上。日本勢メダル第1・2号を獲得した競歩の山西(右)と池田(左)。(C)Getty Images

「最後は薄氷の勝利でしたけど、勝てて良かった」

 世界陸上オレゴン大会の男子20キロ競歩で1時間19秒07で2連覇を飾った山西利和(愛知製鋼)がレース後に、安堵の表情を浮かべた。

 本人は謙虚に語るが、前回王者らしい貫禄のレースだった。スタートから主導権を握った山西。15キロ地点でベントニーの警告を取られていたが、ラスト1キロは強気にギアを入れ替えた。そして一気に3分41秒に上げると、必死に喰らいついていた東京五輪の銀メダリスト池田向希(旭化成)を大きく突き放し、トップでフィニッシュ。山西は2019年のドーハ大会に続き、日本人初の連覇を成し遂げた。
【動画】日本人がワンツーフィニッシュ!山西の貫禄のレースをチェック
 
 レース後、山西は「非常に暑くて、ライバルも非常にタフでなかなか離れてくれずに、どうしようかなっていうレースだった」と本音を吐露。それでも「最後は薄氷の勝利でしたが、勝てて良かった」と喜びを口にした。

 一方、ラストで競り負けた池田は、「負けたくない、負けられないライバルであり、頼もしい先輩でもある」と語ったうえで、「山西選手は他国の選手をマークしているなか、ああやって堂々と歩く姿勢を、勉強させていただきました」と賛辞を贈った。

構成●THE DIGEST編集部

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