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「前走で我慢させた」調教師の戦略がはまったリバティアイランドの載冠。二冠馬の忘れ形見が頂点に【阪神ジュベナイルF】

三好達彦

2022.12.14

 ルーラーシップ産駒のドゥアイズは、札幌2歳ステークス(GⅢ、札幌・芝1800m)の2着馬。調教の動きは良かったものの、約3か月ぶりのレースということも嫌われてか10番人気という低評価で、これも盲点になっていた印象がある。

 ゲート出に課題があるため後方からの競馬になってしまうというウィークポイントはあるが、今回の上がり時計はリバティアイランドを上回っていた。全4戦で手綱をとっている吉田隼人騎手は「(長い)距離も持ちそう」とコメントしており、来年4月9日の桜花賞(GⅠ、阪神・芝1600m)はもちろん、5月21日のオークス(GⅠ、東京・芝2400m)まで長いスパンで追いかけたくなる逸材である。

 上位人気に推されたモリアーナ、ウンブライル、ラヴェルの大敗はレースを見る限りにおいては不可解なもの。初めて経験するハイペースの競馬に様々な面で対応し切れなかった可能性は考えられるが、本来の力を出せればここまで大負けする馬ではないだろう。判断を出すのは来春の初戦まで待ちたい。
 
 筆者がプレビュー記事で推したサンティーテソーロは逃げバテてしまい、勝ち馬と1秒1差の7着に敗れた。ほとんど”持ったまま”で直線へ向き、坂の途中までは粘ったものの、前半のハイペースがたたって脚が上がっての敗戦。横山和生騎手は「短いところ(短距離戦)で大きいところを狙えると思う」とコメントした旨が報じられている。

 サンティーテソーロは父エピファネイア、母の父ダンスインザダークという血統で距離的な不安はないと断じたことや、イン有利のトラックバイアスも加えてプッシュしたのだが、不明を恥じ入るばかりである。

文●三好達彦

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