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「強いな」矢作調教師も舌を巻く“無敗”ミッキーカプチーノに太鼓判!去年勝ち馬の半弟にもチャンス!?【ホープフルS】

三好達彦

2022.12.27

 おそらく人気薄になるだろうが、11月の新馬戦(東京・芝2000m)を勝利し、1勝馬の身でGⅠにエントリーしてきたジェイパームス(牡2歳/美浦・堀宣行厩舎)も抜擢しておきたい。

 レースはスローペースで展開したため走破時計は平凡だが(2分01秒6)、2番手から上がり最速の脚(33秒8)を繰り出して、2着に3馬身差(0秒5)を付けた能力は非凡なものである。

 本馬の父はジャスタウェイだが、父にディープインパクトを持つ半兄、キラーアビリティ(牡3歳/栗東・斉藤崇史厩舎)は昨年の本レース勝ち馬。血統面の後押しも期待したいところだ。
 
 その他では、京都2歳ステークス(GⅢ、阪神・芝2000m)勝ち馬のグリューネグリーン(牡2歳/美浦・相沢郁厩舎)、2戦2勝でクリスチャン・デムーロ騎手を確保したセブンマジシャン、東京スポーツ杯2歳ステークスで出遅れながら3着まで追い込んだハーツコンチェルト(牡2歳/美浦・武井亮厩舎)、京都2歳ステークスで不利を受けながら2着に入ったトップナイフ(牡2歳/栗東・昆貢厩舎)までを連下候補として評価したい。

 最後に大穴候補として挙げておきたいのは、ハーツコンチェルトと同じく不利を受けながら京都2歳ステークス3着に食い込んだキタサンブラック産駒のヴェルテンベルク(牡2歳/栗東・宮本博厩舎)。新たに横山武史騎手を鞍上に迎えるのも好材料となるだろう。

文●三好達彦

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