メイケイエールとアグリは道悪がかなり影響しての敗戦となったが、特にメイケイエールは向正面でかなり“行きたがる”様子を覗かせたうえ、直線では狭いスペースの奪い合いでファストフォースに先に入られ、進路をふさがれる不利もあって「そこでキレてしまった」と池添謙一騎手は語っている。以前から指摘されていた気性の難しさに加えて不利を受けては大敗もやむを得まい。
さて、プレビュー記事で推したロータスランド(牝6歳/栗東・辻野泰之厩舎)は6着、ウインマーベル(牡4歳/美浦・深山雅史厩舎)は10着に敗れた。
ロータスランドは直線で見せ場を作り、「もっと前の位置を取りにいけば3着はあったかもしれない」と岩田康誠騎手が語るように、現在の力は出し切った印象。
片やウインマーベルは、松山弘平騎手が「タフな馬場に力を奪われて、ラストは厳しくなりました」としたように、やはり道悪が一番の敗因と言えるだろう。
ただ両馬とも元来ポテンシャルが高い馬だけに、今後もマークを怠らないようにしたいものだ。
<了>
取材・文●三好達彦
【関連記事】【名馬列伝】強烈な印象を残したダイワスカーレットの強さ! “牝馬の時代”を象徴したウオッカとの「二強対決」を振り返る
【関連記事】【名馬列伝】ナリタブライアンはどれだけ”強かった”のか?「シャドーロールの怪物」が歩んだ”かなり異質”な三冠への道のり
【関連記事】【名馬列伝】競馬の枠を超えたディープインパクトの衝撃。その「成功」はまさに唯一無二
さて、プレビュー記事で推したロータスランド(牝6歳/栗東・辻野泰之厩舎)は6着、ウインマーベル(牡4歳/美浦・深山雅史厩舎)は10着に敗れた。
ロータスランドは直線で見せ場を作り、「もっと前の位置を取りにいけば3着はあったかもしれない」と岩田康誠騎手が語るように、現在の力は出し切った印象。
片やウインマーベルは、松山弘平騎手が「タフな馬場に力を奪われて、ラストは厳しくなりました」としたように、やはり道悪が一番の敗因と言えるだろう。
ただ両馬とも元来ポテンシャルが高い馬だけに、今後もマークを怠らないようにしたいものだ。
<了>
取材・文●三好達彦
【関連記事】【名馬列伝】強烈な印象を残したダイワスカーレットの強さ! “牝馬の時代”を象徴したウオッカとの「二強対決」を振り返る
【関連記事】【名馬列伝】ナリタブライアンはどれだけ”強かった”のか?「シャドーロールの怪物」が歩んだ”かなり異質”な三冠への道のり
【関連記事】【名馬列伝】競馬の枠を超えたディープインパクトの衝撃。その「成功」はまさに唯一無二