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【ワールドシリーズ第3戦|採点&寸評】アストロズ4-1ナショナルズ|好救援のハリスと二塁打2本のアルトゥーベの活躍が光る。ナショナルズは主砲がチャンスに沈黙…

スラッガー編集部

2019.10.26

6回、絶不調のチリノスが左翼ポールを直撃する本塁打。貴重な追加点となり、アストロズがシリーズ初勝利を挙げた。(C)Getty Images

[ワールドシリーズ第3戦]アストロズ4-1ナショナルズ/10月25日(現地時間)/ナショナルズ・パーク

〈サマリー〉
ホームでまさからの連敗を喫したアストロズが敵地でシリーズ初勝利を挙げた。2回に不振のコレア、レディックの連打で先制すると、その後も小刻みに得点。先発グレインキーは決して本調子ではなかったものの、要所でナショナルズ打線を封じ、5回途中からは継投で勝利を手にした。ワシントンDCでは1933年以来のワールドシリーズ開催にナショナルズ・パークは大いに盛り上がったが、ナショナルズはチャンスであと1本が出ず、ファンの大声援に応えられなかった。

【アストロズ総評】
5.5
打線は11安打を放ち、なかなか出ていなかったタイムリーも3本。投手陣はレンドーン、ソトをほぼ完璧に封じた。不振のコレア、レディック、チリノスに安打が出たのも好材料。あとはブレグマンが覚醒してくれれば……。

〈スタメン野手〉
1 CF  ジョージ・スプリンガー 5.0
投手強襲のヒット2本を含め3度出塁。盗塁も2つ決め、リードオフの役割を果たした。

2 2B  ホゼ・アルトゥーベ 6.0
チームで最もバットが振れている一人。この日も二塁打を2本放ち、いずれも得点に結びついた。

3 LF マイケル・ブラントリー 5.5
タイムリーヒット2本で2打点。ただ、守備ではクッションボールの処理でミスがあった。
 
4 3B アレックス・ブレグマン 4.5
いい当たりのライナーも2本あったが、5打数0安打。6回には前の打者が申告敬遠される屈辱も。

5 1B ユリ・グリエル 5.0
5回に投手強襲のヒットを放ったが、それ以外は見せ場がなく5打数1安打。

6 SS カルロス・コレア 5.0
第1打席で先制点につながる二塁打。続く3打席は凡退も、最悪の状態は脱したか。

7 RF ジョシュ・レディック 5.5
どん詰まりながらも先制打。6回には守備でクッション処理も完璧にこなして失点を防いだ。
 
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3番手で登板したハリスが最高評価!