現地時間3月24日、NBAが今季第22週の週間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからシカゴ・ブルズのコビー・ホワイト、ウエスタン・カンファレンスからフェニックス・サンズのケビン・デュラントが選出された。
3月17日(月)から23日(日)の期間中、4試合に出場したホワイトは平均30.3点、3.3リバウンド、4.0アシストをマーク。チームの3勝1敗に貢献し、自身初受賞を果たした前週に続く2週連続の週間MVPに輝いた。なお、2週連続受賞は今季リーグ初、球団としてはマイケル・ジョーダン以来2人目の快挙となった。
進境著しい25歳のコンボガードは、この週を通じてフィールドゴール成功率55.6%(40/72)を記録し、同成功率50%を超えながら平均30点以上をマークしたリーグ唯一の選手に。20日のサクラメント・キングス戦(35得点)、22日のロサンゼルス・レイカーズ戦(36得点)では立て続けに35点以上を奪うなど、チームのオフェンスを牽引した。
発表直後のデンバー・ナゲッツ戦にも勝利したブルズは、直近10試合で8勝をあげ、現在32勝40敗でイースト9位。この試合でも37得点と躍動したホワイトは、シーズン平均20.3点、この10試合の間は平均30.6点と覚醒している。
一方、サンズを期間中3戦全勝に導いたデュラントは、平均27.3点、4.3リバウンド、6.3アシストを記録。今季初、キャリア通算では33回目の戴冠となり、受賞回数でコビー・ブライアントと並ぶ歴代2位に浮上した(1位はレブロン・ジェームズの69回)。
36歳のベテランスコアラーはこの週を通じてフィールドゴール成功率58.8%(30/68)、3ポイント成功率47.1%(8/17)、フリースロー成功率93.3%(14/15)と抜群のシュートタッチを披露。21日のクリーブランド・キャバリアーズ戦では後半の29点を含む42得点、8アシストの活躍でイースト首位チーム撃破の立役者となった。
デュラントは週明けのミルウォーキー・バックス戦でも38得点を叩き出し、チームを4連勝に牽引。サンズは現在35勝37敗で、ダラス・マーベリックスと同率のウエスト10位タイ、プレーイン・トーナメント争いの渦中にいる。
構成●ダンクシュート編集部
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